【7月 情報モラル・リテラシー教室 (3~6年生)】
7月16日(水)、3年生から6年生に向けて「情報モラル・リテラシー教室」を開きました。三原警察署から講師の方をお招きし、インターネットやSNSを使う中で大切なことを、子どもたちと一緒に考えました。
授業のはじめには、LINEを使ったやりとりの中で、“ちょっとしたすれ違い”が大きな誤解やトラブルにつながってしまう場面を描いた動画を視聴しました。
登場人物の言葉がすれ違い始めると、「えっ?」「ちがうのに…」と、あちこちから小さな声がもれました。その様子を見つめる子どもたちの表情や姿勢からは、「これ、自分もやりそう…」という戸惑いや共感が伝わってきました。

動画を見たあとは、「どうしてトラブルになってしまったのか?」「どんな言葉を選べば、気持ちがちゃんと伝わったかな?」など、みんなで意見を出し合いました。
「顔が見えないやりとりだからこそ、言葉に気をつけたい」「もし不安なことがあったら、大人に相談しよう」と、子どもたちからは次々と大切な気づきがあがりました。
インターネットはとても便利な道具ですが、使い方によっては人を傷つけてしまうこともあります。
だからこそ、画面の向こうにいる“誰か”の気持ちを想像すること、そして、自分の言葉や行動に責任をもつことの大切さを、改めて学ぶ時間になりました。
スマートフォンやSNSが身近にある今の時代。子どもたちが安心してインターネットを使っていけるように、これからも学校と家庭が連携をしていきながら、一緒に考えていけたらと思います。