まだまだ暑い日が続きますが,秋シーズンが着々と近づいています。
「芸術の秋」ということで,中学校では13日に文化祭が催されました。
自伸会・各学年の文化祭実行委員会を中心に,生徒主体で築きあげてきました。
順位などの結果が曖昧である芸術ですが,かわりに過程が非常に重要となってきます。
生徒達は,試行錯誤・切磋琢磨を通して本番までの道のりを極め,最高点ではなく「最高の発表・展示」ができるように努力してきました。
それでは,当日の様子を写真でご紹介します。
文化祭は自伸会および9年生部長のメンバーが行った「開会宣言」をもって,華々しくスタートしました!
会場全体の手拍子に支えられ,ライト付きのオタ芸・懐かしのYMCAが彩られました。
「はじめよければすべてよし」という造語さながらに,和やかな雰囲気に包まれました。
次は吹奏楽部の演奏《翔 ~一人ひとりの音をのせて~》の様子です。
「聴いてもらえる人に楽しんでもらえる演奏」を目指してきた吹部メンバー。
指揮をみて,自分たちがどういう演奏をしたらよいかを考えながら練習を行ってきました。
縦のつながりが非常に重要となる部活動ですが,本番ではそのチームワークが最大限に発揮されました。
最高に楽しく,最高に感動する本番だったと思います♪
特に,アンコールの《ワタリドリ》は圧巻でしたね!
PTA合唱団:コーロピオの皆さんの発表です。
幅広い世代に親しまれる《パプリカ》を披露してくださいました。
吹奏楽部の演奏が「ひまわり」とするならば,コーロピオの皆さんはおしとやかな「桜」でしょうか。
しっとりとした歌声を聴いて,おもわずホッコリする生徒・教職員一同でした。
お昼は各教室の展示巡りです♪
こちらは,美術部の丹精品:ピタゴラスイッチを楽しむ生徒および国語科の西村先生です。
非常にクオリティが高く,おとずれた方々から感嘆の声がもれていました。
こちらは美術科作品(美術の授業内で扱った作品)の展示の様子です。
鉛筆画,水彩画,水墨画・・・多彩な芸術が飾られていました。
日頃の授業でいかに専門的な学習がなされているかが分かりますね♪
こちらはパソコン部の展示です。
毎年大盛況のPCルーム,今年も例外ではありませんでした。
ゲームを本気で楽しんだり,作曲された電子音楽作品を鑑賞したりと,情報化社会にねづいた芸術が華開いていました。
午後は学年発表でした。
まずは7年生の《希望の星》。
宇宙の平和というテーマに,「我々地球人がどう行動すべきか」というメッセージ性が含まれた物語でした。
はじめての文化祭発表でしたが,持ち前のフレッシュさをいかして堂々とした劇・合唱をしてくれました。
8年生の《マイライフ》。
「人生をどう決定していくか」という身近なテーマを,笑いあり本気ありの演技・合唱で表現してくれました。
劇をするという様相ではなく,物語を自分たちの言葉で伝えていくという熱意が感じられた発表でした。
中学校生活最後の文化祭となった9年生は,《箱舟コロッケ》を披露。
題名からは想像もつかない,壮大なスケールと世界の核心をつく主張が含まれた物語です。
細部にまでこだわり,75人全員で築きあげた集大成にふれて,我々もジーンとしてしまいました・・・!
実は・・・生徒達は約2週間で文化祭の練習を行いました。
それも毎日ではなく,限られた時間を使って・・・
その中で,最高のパフォーマンスで魅せてくれました。この力は,きっと次につながることでしょう。
皆さん,お疲れ様でした♪