新学術領域研究「重い電子系の形成と秩序化」 第2回研究会



日時:2009年8月18日(火)~8月20日(木)

場所:広島大学大学院先端物質科学研究科

趣旨:近年の重い電子系研究では、f電子のスピン自由度が主要な役割を果たしていた従来の理解を越えて、スピンと軌道が複合化した多極子や非調和格子振動(ラットリング)などの新しい自由度の重要性が認識されつつあります。加えて、重い電子系超伝導体ファミリーの急速な拡大に伴い、重い電子およびその秩序状態の観測手段も格段に進歩しており、重い電子系研究は新たな発展期を迎えています。本研究領域は、物質開発・物性測定・理論を3本柱に重い電子系研究の一層の発展を目指して平成20年度に発足しました。

第2回研究会では、「重い電子系の形成と秩序化」に関する最近の研究成果を発表して頂きますが、特に、新物質開発とラットリングに関するセッションを設けます。計画研究班による講演の他、一般講演も受け付けます。また、公募研究代表者の方々にも発表して頂きます。

詳細は研究会ホームページをご覧ください

http://www.heavy-electrons.jp/research/detail/6?t=1244869585

研究会に関する問い合わせ:

広島大学大学院先端物質科学研究科 高畠敏郎

Tel : 082-424-7025 E-mail: takaba hiroshima-u.ac.jp


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