カンボジアの主要機関とフェニックスリーダー育成プログラムおよび今後の交流についての意見交換を実施しました



 広島大学は、文部科学省博士課程教育リーディングプログラムにおいて放射線災害復興を担うグローバル人材を育成する、「フェニックスリーダー育成プログラム」を実施しており、平成26(2014)年3月、カンボジアの首都プノンペンにあるプティサストラ大学、王立プノンペン大学、国立健康科学大学、カンボジア赤十字社、カルメット病院等を訪問してプログラムの説明、今後の交流や人材育成についての協議を行いました。本訪問には、岡本 哲治 理事・副学長(プログラム責任者)、菅井 基行 歯学部長、土肥 博雄 日本赤十字社中四国ブロック血液センター所長(本プログラム客員教授)が参加し、プログラム連携機関である国際原子力機関(IAEA)のRethy K. Chhem健康部長(本学特別招聘教授)が同行しました。



プティサストラ大学では、Sok学長を表敬訪問するとともに各学部長らと今後の交流について協議した後に、多数の学生が参加する中、岡本理事・副学長から、広島大学の紹介および本プログラムの説明を行いました。同大学は2007年にカンボジア王国政府に認定された新しい私立総合大学でDr. Chhemが顧問に就任しています。



 カンボジア赤十字社では、土肥所長とChantinie事務局長との間で両国の赤十字活動についての意見交換を行うとともに、岡本理事・副学長からプログラムの説明を行いました。



 国立健康科学大学とは、2009年に本学歯学部が部局間交流を締結して以来、活発な交流を続けており、Vonthanak学長、Puthavy歯学部長への表敬訪問および意見交換では、菅井歯学部長からこれまで交流に対して謝意が述べられるとともに、今後の交流の展開についての意見交換を行いました。その後、岡本理事・副学長から学生に対して特別講義が行われました。



 王立プノンペン大学では、Ravy副学長やKamerane理学部長および理学部学生にプログラムの説明と意見交換を行いました。また、カルメット病院ではSokha血液腫瘍科長を訪問してプログラムの説明と今後の人事交流や人材育成について意見交換を行いました。



 本ブログラムは国内外の学生を対象とした放射線災害復興分野におけるグローバルリーダーの育成を目指しており、今後のカンボジアからの学生の参加が期待されます。



プティサストラ大学訪問:左2番目から菅井歯学部長、

岡本理事・副学長、Sok学長、土肥所長、Chhem健康部長



プティサストラ大学での岡本理事・副学長からの説明



カンボジア赤十字社訪問:会談する土肥所長(奥左)と

Chantinie事務局長(奥右)ら



国立健康科学大学訪問:左2番目から菅井歯学部長、土肥所長、

岡本理事・副学長、Vonthanak学長、Puthavy歯学部長

【お問い合わせ先】

広島大学 教育・国際室コラボレーションオフィス

フェニックスリーダー育成プログラム事務室

TEL:082-424-4689

E-mail:phoenix-program[AT]office.hiroshima-u.ac.jp(注:[AT]は半角@に置き換えてください。)


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