広島大学大学院
放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム
第12回ショートフィールドビジットを実施しました
平成28年3月14日(月)~16日(水)に、本プログラム学生及び教職員の9名が、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)と株式会社千代田テクノルを訪問しました。
3月14日の午前中は、JAEA原子力緊急時支援・研修センターを訪問し、原子力災害が発生した際の緊急時対応室や、移動式ホールボディ―カウンタ等を見学しました。午後は、JAEA核燃料サイクル工学研究所内の再処理分離精製工場において、MOX燃料の再処理技術について、また、地層処分基盤研究施設では、高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する知見を得ました。
3月15日は、JAEA大洗研究開発センターにおいて、「常陽」、「HTTR(High Temperature engineering Test Reactor」、「JMTR(Japan Materials Testing Reactor)」の見学を行い、3つの研究炉の原理や特徴等について学習しました。
3月16日は、株式会社千代田テクノルを訪問し、大貫台事業所では、ガラスバッチ(個人線量計)の製造工程、線量計測ラインを見学しました。また、大洗研究所では、放射線測定装置の校正を行っている現場を見学し、校正方法等について学習しました。
参加者からは、「原子炉格納容器の内部や、中央制御室等を見学することが出来て非常に貴重な経験となった。」、「見学を行うことによって、机上学習の知識がより深く定着した。」といったコメントがあり、非常に充実した機会となりました。
JAEA 原子力緊急時支援・研修センター 千代田テクノル株式会社 ガラスバッチ線量計測ライン
お問合せ先
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〒739-8524 東広島市鏡山1-1-1 TEL :082-424-2437
E-mail :phoenix-program(AT)office.hiroshima-u.ac.jp
(AT)を@に変更して送信下さい。