環境セル型電子顕微鏡による水素放出反応の動的観察に成功



 北海道大学工学研究科の大貫惣明教授の研究グループと広島大学先進機能物質研究センターの小島由継教授の研究グループは、2気圧までの反応ガス雰囲気で使用できる透過電子顕微鏡用の「環境セル」を開発し、これを用いて、水素化リチウムや水素化ナトリウムがアンモニアガスと室温で反応して水素が発生する過程を世界で初めて電子顕微鏡でその場観察することに成功しました。この際、中間生成物の発生と体積の膨張が観察されました。この成果は6月24〜28日にアイスランドで開催される金属・水素システム国際シンポジウム(MH2008)などで発表します。





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      kojimay@hiroshima-u.ac.jp

         

  ○北海道大学工学研究科材料科学専攻

    教授 大貫惣明

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     FAX011-706-6772

     ohnuki@eng.hokudai.ac.jp


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