11月12日に避難訓練を実施しました。
授業中に地震が発生し、地震による火災が発生した想定で、訓練しました。
地震発生と同時に安全確保のため、机の下に身を隠し、
地震の揺れがおさまった後、小学校運動場に避難しました。
小学校副校長先生からは、東日本大震災で釜石の奇跡と称された小中学生のお話がありました。
学校が海岸からわずか500mに位置しているにもかかわらず、自らが率先して避難する姿勢をもち、
中学生が小学生の手を引きながら避難し、小中学生約570人全員が生き延びることができたそうです。
積み重ねられた防災学習がこのような結果につながったことから、
避難訓練などの事前準備がいかに大切かを考えさせられました。
また、消防署の方からは、火事発生時の消火器の使い方をレクチャーしていただきました。
地震などの災害は、いつ、どこで起きるかわかりません。
実際に今年1月に発生した令和6年能登半島地震は、学校休業中の出来事でした。
学校で生活しているとき以外にも、登下校中や在宅中も含めて、
避難場所、避難経路の確認等の準備をしておくことが大切です。
ぜひご家庭でも話し合ったり、防災グッズの準備をしたりしてみてください。
話し合う内容や防災グッズについては、以下のURLを参考にしてください。
https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h23/66/special_01.html
また、生徒に「ひろしま防災ハンドブック」を配布しています。
ハンドブックの最後のページには、地震・津波タイムラインの作り方が説明されていますので、
自らの防災行動計画を立てながら、ご家庭で話し合ってみてください。
https://www.gensai.pref.hiroshima.jp/mytimeline/