11月17日 7年生音楽科授業について

11月4日は7年1組、11月17日は7年2組で『三原やっさ節』を外部講師から教えていただく授業を行いました。

「なぜ人間は歌を歌うのだろう」「人間にとって音楽とは?」という大きな問いから生まれた題材で、『三原やっさ節』を歌うことを通して、民謡の魅力や生活における民謡の価値について考えました。

また、諸説ありますが、『三原やっさ節』は、江戸時代に『牛深ハイヤ節(熊本県天草市)』が伝播してきた、「ハイヤ系」の民謡と言われています。民謡は、地域で歌われ、地域を越えてつながっていくということを生徒は学習し、授業の中では講師の福原由美先生による唄のレクチャー、二井内由美先生によるお囃子(『三原やっさ節』では地方(じかた)といいます)のレクチャー、浜田清隆先生による三味線の伴奏で、『三原やっさ節』『牛深ハイヤ節』を歌い比べてみました。

生徒からは、
「唄を中心としてお囃子で盛り上げ、三味線が支えている姿を見て、すべてがそろって民謡と言えると感じました。」
「すごく歌もきれいで三味線とかもすごく音色が輝いていてすごかったです。次は踊りなどにも取り組んでみたいです。クラスみんなでこのヤッサ節と牛深ハイヤ節を歌ったり、覚えたりすることができてとても経験になったしクラスで協力する力もついたと思うので良かったです。」
「先生たちが細かなところまで教えてくださるおかげで私も一生懸命取り組むことができました。また機会があれば教えていただきたいです。ありがとうございました。」

とコメントがありました。
この授業は、11月29日(土)の研究会につながるものです。研究会当日も子どもたちの元気な『三原やっさ節』が響きますように。


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