原爆放射線医科学研究所神谷研二所長が平成24年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞

広島大学原爆放射線医科学研究所の神谷研二所長が、平成24年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました。

防災功労者内閣総理大臣表彰は、『「防災の日」及び「防災週間」について』(昭和57年5月11日閣議了解)に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象として表彰するものです。
今年は3個人141団体が受賞となりました。

神谷所長は、放射線生物学の第一人者として、平成23年3月に発生した東日本大震災の福島第一原子力発電所の事故に際し、広島大学の緊急被ばく対策委員会委員長として、緊急被ばく医療派遣チームの陣頭指揮を取って住民の安全・安心及び放射線防護に大きな貢献をしました。
また、放射線健康影響の専門家として、放射線防護への助言や放射線の健康リスクに関する講演を行うことにより、福島原発事故における住民の健康を護るために顕著な貢献をしました。
これらの功績が認められ、今回の受賞となりました。

表彰式は、平成24年9月10日 ホテルグランドアーク半蔵門(東京) で行われました。

表彰式の様子(最前列右下:神谷所長)

受賞パーティーにて記念撮影

【お問い合わせ】
広島大学学術・社会産学連携室広報グループ
Tel:082-424-6017
Mail:koho*office.hiroshima-u.ac.jp(*は@に置き換えてください)


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