第4回国際シンポジウムを開催しました

 広島大学原爆放射線医科学研究所は、広島大学・長崎大学連携研究事業および共同利用・共同研究拠点事業の取り組みの一環として、2月13日と14日に広島大学広仁会館で4回目となる国際シンポジウムを開催した。
 稲葉俊哉所長の開会挨拶と浅原利正広島大学長の式辞に続いて、来賓のセルゲイ・ラフマノフ在日ベラルーシ共和国特命全権大使ならびに木村直樹文部科学省研究振興局学術機関課長からご挨拶を賜った。
 シンポジウムでは、「-Hiroshima-Nagasaki Collaborative Research on Radiation Disaster Medicine-」をテーマとして、国際交流協定を締結したベラルーシ共和国国立放射線医学人間環境学研究所のアレクサンダー・ロシュコ所長の基調講演に続き、福島県民健康管理調査の現状と課題、チェルノブイリ原発事故のレビュー、高線量被ばく事故に対する幹細胞移植療法の進歩、アジアでの放射線研究について、国内外から招へいした研究者による講演・発表が行われた。専門家や医師などからなる参加者は、2日間で延べ192人にのぼった。
 ポスターセッションでは、広島大学・長崎大学連携研究事業と共同利用・共同研究拠点事業の研究成果がそれぞれ発表されて、共同研究者が集う場としての役割も果たした。

【稲葉所長による開会挨拶】

【セルゲイ・ラフマノフ在日ベラルーシ共和国特命全権大使】

【木村直樹文部科学省研究振興局学術機関課長】


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