広島大学原爆放射線医科学研究所 附属被ばく資料調査解析部
TEL:082-257-5877
FAX:082-257-5878
E-mail:kohosha*hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください。)
ご好評につき、開催期間を5月14日(金)まで延長します。
この機会にぜひ、ご来場ください。
原爆放射線医科学研究所、通称「原医研」の前身である「原爆放射能医学研究所」は、60年前の1961年に設置されました。その更に前身の「原子放射能基礎医学研究施設」は1958年に医学部附属の組織として出発しており、これは、1954年の第五福竜丸事件に象徴されるビキニ環礁水爆実験の問題をきっかけとしています。
原爆投下の1945年から見ればだいぶ時間が経っている印象がありますが、それは逆に、被爆者の医学的問題の長期化、晩発性の性格といった特徴や問題解決の道のりの難しさと長さも示しているとも言えます。そういった被爆地・広島での、医学研究の取り組みの機関の1つとして、原医研は設立されました。
また、原医研は、日本にある他の医学研究所とは少し異なり、当初より「社会医学」研究分野を置き、社会学的な視点も重要としていました。つまり、単に科学研究のみを推進するのではなく、広島の社会の皆さんとともに歩もうとする取り組みも見られました。今回の展示では、普段あまり皆様にご覧いただくことのない所蔵資料を展示し、原爆被爆に関するこれまでの主な研究や、科学研究所としての社会における取組の一端をご紹介します。
多くの皆様のご来場をお待ちしております。
期間
2021年3月26日(金)~ 4月16日 5月14日(金) 10:00~16:00
※休館日:土曜日・日曜日・祝日 (初日3/26のみ13:00~16:00)
会場
広島大学医学部 医学資料館(霞キャンパス:広島市南区霞1-2-3 )
来場方法
新型コロナウィルス感染状況対応のため、事前に下記電話番号にご連絡ください。
☎082-257-5877 入場無料