【実施場所】
大学院人間社会科学研究科(東広島キャンパス)
【目的】
若手教員や教育実習生の指導・助言及び校内研修の企画・運営に従事している教師教育者を対象に、教員養成・教員研修の実践の改善と、研究能力の向上をはかることを目的とする。さらに、以下のことを意図する。
・教師教育に関する共同研究の場を提供することで、教師教育者の研究ネットワークの形成を支援すること。
・将来の大学院進学希望者に対して、教師教育者に求められる基礎的な知識と方法を指導するとともに、共同研究と論文執筆の機会を与えること。
【総時間数】
60時間
【履修資格】
教諭または校長、教頭等として学校教育に従事していること。
とくに将来、教職大学院または博士課程前期・後期等への進学を考えている者。
【履修期間】
〈前後期〉2021年4月~2022年3月
【定員】
最大10名程度
【内容】
(1)自己が直面する課題を他の教師教育者と共有し、それを解決する。
(2)最新の研究と方法論が紹介されるセミナーに参加し、議論を行う。
(3)(1)(2)に参画し、その成果を論文として執筆する。
(4)(3)を通して教師教育実践(教員養成・教員研修)の質の改善をはかる。
【修了要件】
教師教育実践と論文執筆の成果を担当教員で評価し、合格と判定された場合、修了とする。なお,正規科目の単位認定は、大学院生と同一の判定基準とする。正規科目の学修時間は、履修証明書の総学修時間に含まれる。
【単位の授与の有無】
無し
※個別の授業科目については、本学の科目等履修生として入学を許可された場合、選択した授業科目の単位が授与される。
【実施体制】
教育ヴィジョン研究センター(EVRI)の運営会議(議長:草原和博)とそれを構成する4つのユニットにおいて、プログラムの計画、実施、評価及び改善にあたる。
・平和・市民性教育ユニット(代表:川口広美)
・教師教育・授業研究ユニット(代表:丸山恭司)
・STEAM・IB教育ユニット(代表:棚橋健治)
・Inclusive・日本語教育ユニット(代表:川合紀宗)
【その他特記事項】
授業科目の単位認定を希望する場合は、別途手続き(科目等履修生制度)が必要となりますので、申請時に教育学系総括支援室(大学院課程担当)に相談してください。
【履修料】
30,000円(選択した履修科目にかかる総履修時間が履修料となります。)
開講時間については、本学の授業時間に準じて取り扱います。履修が許可された後、振込用紙を送付しますので所定の期日までにお振り込みください。
※納付された履修料は、返還いたしません。
【申請期間】
〈前後期〉2021年2月26日(金)まで
【申請方法】
申請・問合せ先にご相談いただき、履修科目を決めた後、以下の申請書類を添えてお申し込みください。
(1)履修証明プログラム履修生許可願(本学所定の様式)
(2)履歴書(JIS規格用紙を使用し写真貼付)
(3)履修資格を証明するもの(コピー可)
(4)返信用封筒(長形3号[縦23.5cm×横12cm]、84円切手貼付、宛先記入)
※申請書類に含まれる個人情報は、本プログラムの履修のための審査及び実施に係る業務を行うために利用します。取得した個人情報は適切に管理し、前述の目的以外には使用しません。
【申請・問合せ先】
広島大学 教育学系総括支援室(大学院課程担当)
〒739-8524 東広島市鏡山1-1-1 TEL:082-424-3706
E-mail:kyoiku-in■office.hiroshima-u.ac.jp ※■は半角@に置き換えてください。
プログラムの構成(開設授業科目等)
・授業科目名のリンク先は2021年度のシラバスです。
・授業時間、担当教員等は変更になる場合がありますので、必ず教育学系総括支援室(大学院課程担当)へご確認ください。
開設授業科目等の名称 | 講習・授業 科目の別 |
時間数 | 単位の有無※2 | 開設期間 | 担当教員 | 備考 | |
1 | 教師教育者のための教育・研究セミナー | 講習 | 30 | 無 | 前・後期 | ※1 | |
2 | 教職課程・現職研修カリキュラムデザイン基礎研究 | 授業科目 | 30 | 有(2単位) | 前期 | 草原和博 | 授業科目を1つ選択 |
3 | 教職課程・現職研修カリキュラムデザイン発展研究 | 授業科目 | 30 | 有(2単位) | 後期 | 草原和博 | 授業科目を1つ選択 |
※1 井戸川豊、岩田昌太郎、影山和也、川合紀宗、川口隆行、川口広美、木下博義、草原和博、桑山尚司、小山正孝、棚橋健治、永田良太、間瀬茂夫、松宮奈賀子、丸山恭司、三好美織、森田愛子、吉田成章、山元隆春、金鍾成
※2 本学の科目等履修生として入学を許可された場合、選択した授業科目の単位が授与されます。