【実施場所】
大学院先進理工系科学研究科(東広島キャンパス)
【目的】
モデルベース開発やデータ・信号解析などのデジタルものづくり技術に関する知識と技術を修得すると共に、これらを基盤として新しいスマート材料やスマート計測・制御システムの開発を担うことができるデジタルものづくり人材を育成する。
【総時間数】
120時間以上
【履修資格】
大学を卒業した者又はこれと同等以上の学力を有する者
【履修期間】
1年間
【定員】
5名
【内容】
本プログラムには、「材料モデルベースリサーチ分野」、「データ駆動型スマートシステム分野」、および「スマート検査・モニタリング分野」の3つの分野があり、申請時に分野を選択する。各分野の内容は以下の通りである。
■材料モデルベースリサーチ分野
シミュレーションやモデル化をベースにした材料物性予測などの材料設計のための基礎知識を身につけるとともに、具体的な演習を通して、これらの知識を材料設計に結び付けるための基本技術を修得する。
■データ駆動型スマートシステム分野
モデルベース開発(MBD)やデータ駆動型システムに関連する基礎知識、ならびにモデルベース演習(講習)を通して、これらの知識を有機的に結合し、「データ駆動型スマートシステム」を構築するための基本技術も併せて修得する。
■スマート検査・モニタリング分野
センシング、画像処理、ロボット工学に関連する基礎知識、ならびにこれらのプログラミング演習を通して、これらの知識を有機的に結合し、「スマート検査・モニタリングシステム」を構築するための基本技術も併せて修得する。
→プログラムの構成はこちら
【修了要件】
選択した分野において、総時間数120時間以上を履修し、科目ごとに大学院生と同等の基準で合否を評価する。このとき、授業科目群から3科目以上、講習科目の1科目が合格基準に到達していること。
【単位の授与の有無】
無し
※個別の授業科目については、本学の科目等履修生として入学を許可された場合、選択した授業科目の単位が授与される。
【実施体制】
スマートイノベーションプログラムに関わる教員を中心とし、デジタルものづくり教育研究センターと連携して進める。
【その他特記事項】
・具体的な履修科目については,プログラム担当教員が応募時に相談に応じる。
【履修料】
60,000円~ (選択した授業科目等にかかる総時間数から履修料を算出する。)
1プログラム(120時間)につき60,000円 とし、総時間数が120時間を超える履修証明プログラムの履修料は、10時間超えるごとに5,000円 を加算した額とする。開講時間については、本学の授業時間に準じて取り扱う。履修が許可された後、送付された振込用紙で所定の期日までに振り込むこと。
※納付された履修料は、返還いたしません。
【申請期間】
〈前後期〉2025年2月28日(金)まで
【申請方法】
申請・問合せ先にご相談いただき、履修科目を決めた後、以下の申請書類を添えてお申し込みください。
(1)履修証明プログラム履修生許可願(本学所定の様式)
(2)履歴書(JIS規格用紙を使用し写真貼付)
(3)履修資格を証明するもの(コピー可)
(4)返信用封筒(角型2号[縦33.2cm×横24cm]、270円切手貼付、宛先記入)
※申請書類に含まれる個人情報は、本プログラムの履修のための審査及び実施に係る業務を行うために利用します。取得した個人情報は適切に管理し、前述の目的以外には使用しません。
【申請・問合せ先】
広島大学 工学系総括支援室(大学院課程担当)
〒739-8527 東広島市鏡山1丁目4番1号 / TEL:082-424-7518
E-mail:kou-gaku-daigakuin■office.hiroshima-u.ac.jp ※■は半角@に置き換えてください。
プログラムの構成(開設授業科目等)
・申請時にプログラム責任者と相談の上,時間数を決めます。
・授業科目名のリンク先は2024年度のシラバスです。
・授業時間,担当教員等は変更になる場合がありますので,必ず工学系総括支援室(大学院課程担当)へご確認ください。
※本学の科目等履修生として入学を許可された場合,選択した授業科目の単位が授与されます。
■材料モデルベースリサーチ分野
開設授業科目等の名称 | 講習・授業科目の別 | 時間数 | 単位数※ | 開設期間 | 担当教員 | 備考 | |
1 | デジタルものづくり論 | 授業 | 30 | 2 | 前期 集中 |
オムニバス(非常勤) | 集中形式 |
2 | イノベーション論 | 授業 | 30 | 2 | 後期 集中 |
オムニバス(非常勤) | 集中形式 |
3 | 材料シミュレーション特論 | 授業 | 30 | 2 | 第2ターム | 石元 孝佳 | |
4 | 有機材料化学論 | 授業 | 30 | 2 | 第2ターム | 大下 浄治 | |
5 | モデルベース演習Ⅰ | 講習 | 15 | 無 | 前期 集中 |
兼松佑典ほか | 集中形式 |
6 | 材料モデルベースリサーチ特別講義 | 授業 | 30 | 2 | 後期 集中 |
非常勤 | 集中形式 (隔年・2025年度開講) |
7 | 材料シミュレーション特別講義 | 授業 | 30 | 2 | 後期 集中 |
非常勤 | 集中形式 (隔年・2026年度開講) |
■データ駆動型スマートシステム分野
開設授業科目等の名称 | 講習・授業科目の別 | 時間数 | 単位数※ | 開設期間 | 担当教員 | 備考 | |
1 | デジタルものづくり論 | 授業 | 30 | 2 | 前期 集中 |
オムニバス(非常勤) | 集中形式 |
2 | イノベーション論 | 授業 | 30 | 2 | 後期 集中 |
オムニバス(非常勤) | 集中形式 |
3 | モデルベース開発特論 | 授業 | 30 | 2 | 第1ターム | 脇谷 伸 | (隔年・2025年度開講) |
4 | データ駆動型システム特論 | 授業 | 30 | 2 | 第1ターム | 木下 拓矢 | (隔年・2026年度開講) |
5 | システム制御特論 | 授業 | 30 | 2 | 前期 集中 |
山本 透 | 集中形式 (隔年・2026年度開講) |
6 | モデルベース演習Ⅱ | 講習 | 15 | 無 | 後期 集中 |
脇谷 伸 | 集中形式 |
7 | データ駆動型スマートシステム特別講義 | 授業 | 30 | 2 | 前期 集中 |
非常勤 | 集中形式 (隔年・2026年度開講) |
■スマート検査・モニタリング分野
開設授業科目等の名称 | 講習・授業科目の別 | 時間数 | 単位数※ | 開設期間 | 担当教員 | 備考 | |
1 | デジタルものづくり論 | 授業 | 30 | 2 | 前期 集中 |
オムニバス(非常勤) | 集中形式 |
2 | イノベーション論 | 授業 | 30 | 2 | 後期 集中 |
オムニバス(非常勤) | 集中形式 |
3 | スマートセンシング特論 | 授業 | 30 | 2 | 後期 集中 |
島崎 航平 石井 抱 |
集中形式 (隔年・2025年度開講) |
4 | ロボティクス特論 | 授業 | 30 | 2 | 第2ターム | 高木 健 | (隔年・2025年度開講) |
5 | ハイパーヒューマン工学特論 | 授業 | 30 | 2 | 後期 集中 |
非常勤 | 集中形式 (隔年・2026年度開講) |
6 | モデルベース演習Ⅲ | 講習 | 15 | 無 | 前期 集中 |
島崎 航平 | 集中形式 |
7 | スマート検査・モニタリング特別講義 | 授業 | 30 | 2 | 後期 集中 |
非常勤 | 集中形式 (隔年・2026年度開講) |