メールマガジン No.51(2012年9月号)

リテラ友の会 メールマガジン No.51(2012年9月号)
2012/9/24 広島大学大学院文学研究科・文学部
    
□□目次□□
1.新任教員挨拶
2.巨人戦の思い出 ―カープ観戦記―
3.互助会旅行レポート
4.文学研究科(文学部)ニュース
5.広報・社会連携委員会より      
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【1.新任教員挨拶 】
文学研究科では、4月に7人の教員が着任いたしました。前号まで2回連続で掲載してきましたが、今回で最後となります3人の新任教員のコラムを掲載いたします。
  
○着任のご挨拶 総合人間学講座准教授 太田淳
    
 2012年4月1日付で、本学文学研究科総合人間学講座に着任しました。3月までは台湾の中央研究院というところで研究員をしていました。博士課程でオランダに留学してから14年ぶりに帰国し、日本で教育研究に携わるのも初めての経験となります。本学では教育・教務に関しては一から修行するとともに、研究でも新たな気持ちで取り組むつもりです。
  
 私の専門はインドネシア近代史で、主に植民地統治の開始前後の社会変容に関して、西ジャワ内陸部や西カリマンタン沿岸部などを対象に考察しています。インドネシアに限らず多くの南・東南アジアの地域で、歴史研究は近世独立王朝期と植民地期の間に大きな断絶があったと記述する傾向があります。しかし政治体制の変化が即時に社会全体の変容を引き起こすことはありません。私はむしろ変容を連続的なものと捉え、それを検証するにあたり、ヨーロッパ人支配者、現地有力者、一般の現地人、外国人など異なるグループ間の様々なレベルでの折衝を重視しています。こうした検討を通じて、西洋人支配者が何をもたらしたかったのか、現地社会が何を継承しどのような変化を遂げてきていたのか、そして折衝の相互作用として「近代」がどのように現地に立ち現れて来たのかがより明確になると考えています。
  
 学生にはぜひ問題を自分で見つけ、資料を検討し論証する楽しさを身につけてほしいと思います。また自分の調べていることがより大きな時間的・空間的文脈の中にどう位置づけられるのかも考えてほしいと思います。こうした努力は社会でも必ず活かせるものと願っています。
  
○着任のご挨拶 応用哲学・古典学講座准教授 末永高康 
 
 4月1日付で鹿児島大学教育学部より応用哲学・古典学講座に異動してまいりました末永高康と申します。よろしくお願い申し上げます。
  
 中国の戦国時代から前漢にかけての思想史を主な研究対象としています。前世紀の後半から中国では戦国・秦・漢期の書籍が竹簡や帛書の形で数多く出土してきております。これら新出土資料の示す中国古代思想史の姿は、従来、伝世の資料のみによってわれわれが推定してきたものとは大きく異なるものでした。新資料のもたらす知見をもとにして、伝世の文献を読みなおしながら、当該時期の思想史の再構成を行うのが現在のわたしの仕事となっております。
  
 二千年以上前の写本を眼の前にしながら(とはいえ写真でしか見ることができませんが)、伝世の文献の成り立ち等に思いを馳せることは、文献に関心を持つ者にとって楽しい作業なのですが、それだけでは思想史を構成していくことはできません。他方、文献の成り立ちに関する、ともすれば煩瑣になりがちな議論を離れて、テキストそれ自体に向き合い、そこに示された思想の可能性を探ることは、思想に関心を持つ者にとって楽しい作業なのですが、それだけでは「史」として思想を語ることになりません。地層のように積み上げられて構成されている古代の文献に対し、その新古の層位を見極めながら、そこに示された思想を読み解き、それを「史」として組みあげていくことの楽しさを学生と共有していければと思っております。
  
○着任のご挨拶 日本・中国文学語学講座准教授 陳 翀              
 2012年4月1日付で、本学文学研究科日本・中国文学語学講座に着任いたしました。3月まで九州大学人文科学研究院で専門研究員をしておりましたが、このたび、幸運にも長年憧れていた中国古典文学の拠点、広島大学に奉職できましたことは、感激の極みです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
  
 私の専門は中国古典文学及び東アジア書籍交流史ですが、主に以下の研究テーマに取り組んでいます。一つ目は、中国中世文学、特に白楽天を中心とする六朝唐宋詩人の文学思想の研究です。二つ目は、旧鈔本(写本)を中心とする東アジア漢籍交流史の研究です。日本に現存する漢籍資料、特に旧鈔本資料を研究対象とし、宋代以前に伝わった『史記』、『文選』、『白氏文集』などの漢籍のテクストの原型復元を試みているところです。
  
 周知のように、ハーバード大学のスティーブン・オーウェン、田暁菲教授らの中古文学における「手鈔本」の位置づけに関する研究や、近年の中国において盛んに行なわれている域外文献研究は、すでに中国古典文学研究に大きな一石を投じているところです。如何に現存する旧鈔本資料を活用して刊本定着以前のテクスト原型を探り、中国近世以前の古典文学研究を再構築するかは、現在の中国古典文学研究において最も注目されている先端的研究になりつつあります。これからは、本領域を更に推進できる研究成果を得られるように、日々精進してまいる所存です。
  
 微力ではございますが、歴史ある広島大学の発展に一教員として少しでも貢献できればと思っております。ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
  
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【2.巨人戦の思い出 ―カープ観戦記― 日本文学語学講座准教授 瀬崎圭二】 

 私の部屋のクローゼットに一つの古ぼけた軟式野球ボールが納められています。そのボールには次のように書かれています。「平成元年8月20日市総体区大会 対二葉中7-5 初勝利」。これは15歳の私が書いたものです。大学で日本文学を教育研究している現在の姿からはとても想像がつかないかもしれませんが、中学3年生の夏、野球部員だった私は背番号1を背負ってマウンドに立っていました。通算成績は1勝?敗。公式戦では1回しか勝ったことがないのです。私が大切に持っているボールは、その最初で最後の勝利記念ボールです。
  
 背番号1、エースであったというと聞こえはいいのですが、部員自体が少ない野球部でしたし、ほとんどの部員が希望通りのポジションに就くことができました。私は当時から小柄で華奢な体型でしたが、それなりに制球力はありましたので投手を務めることになりました。いわゆる本格派という投手のタイプでは全くありません。速球でバッタバッタと三振を取ることなどできません。軟式野球の本を読んで、軟式野球ではサイドスローが有利であるという情報を仕入れ、フォームをサイドスローに変え、カーブ、スライダー、シュート、シンカー、あらゆる変化球を試しました。得意だったのは、大きく曲がるカーブと、マウンドでスパイクの紐を結ぶふりをして投げる牽制球でした。1試合で2度、牽制球でランナーを刺したこともあります。要するに、やることがせこいピッチャーだったわけです。
  
 初勝利を経験する前日、私は緊張のあまりほとんど眠れませんでした。よって、試合当日は最悪のコンディション。体が重く、投げるボールに全く切れがありませんでした。実は相手チームに5点取られたのも初めてでした。練習試合も含めて、いつも0対1か0対2で負けるのです。それなりに抑えられはするのですが、味方が点を取ってくれない。概して中学野球はそのようなロースコアの試合になります。
  
 しかし、初勝利の試合は、味方が7点も取ってくれ、同時に私は5点も失ってしまうという皮肉なものでした。この試合以上に良いピッチングができた試合は何試合もあるにもかかわらず、最初で最後の勝利は、最悪のピッチングがもたらしてくれたものでした。以来、「最悪のコンディションが最良の結果をもたすこともある」といった、人生の教訓じみたものをこの記念ボールから感じ取ることになりました。
  
 その私の球を受けてくれていたキャッチャーは、熱狂的巨人ファンでした。熱狂的広島カープファンの私と、熱狂的巨人ファンの彼がバッテリーを組んでいたのです。少しだけ太っていた彼は、鈍足ではあったものの、チームの4番打者として、そしてチームの精神的要として私たちを支えてくれました。私の調子が悪く、球が走らないときでも、彼は「バシッ!」と大きな音を立てて私の投げるボールを受けてくれました。そうすると、調子が悪いにもかかわらず、球が走っているような錯覚を覚え、調子が良くなってくるのです。私はそんな彼のことを信頼していたので、彼が出すサインに一度も首を振ったことはありません(実はマウンドで緊張しすぎて配球まで考える余裕はなかったのですが…)。
  
 私たちは中高一貫の私立校に通学していましたが、私にとって中学、高校時代の親友はその彼でした。中学3年生で野球部を引退してからも、毎日一緒に下校し、プロ野球の話をしては仲良くけんかしていました。学校が男子校だったため、私たちはよく「俺らもいつか女の子とつきあって結婚したりするんかのう…?」と話したりしていました。
  
 野球部引退後、私たちはよく2人で広島市民球場に広島・巨人戦を観戦に行きました。2人とも監督気取りで、試合を観戦しながら采配を振るうのです。「ここは送りバントじゃろう」「お前の野球はおもしろうないのう。ここは盗塁じゃ!」などと言いながら…。私たちが広島・巨人戦を観戦していたのは1990年前後。広島カープの最後の優勝が1991年ですから、この時期のカープは巨人とも良い試合をしていました。
  
 大学進学後は、彼とも会う機会はなくなりました。大学生だった頃に2度会ったくらいでしょうか。そう言えば、私が広島大学に赴任した頃、彼が何の連絡もなく大学まで私に会いに来てくれたことがありました。残念ながらそのとき私は留守にしていたので、彼は名刺だけを置いていきました。その後、彼の結婚を知らせる葉書が届き、そこには「俺、幸せです!」などと書かれてありました。結婚できるかどうか心配していた10代の頃の彼のことを思い出し、私は苦笑してしまいました。そして、つい先日、近くのショッピングモールでたまたま彼と遭遇しました。既にお互いに家族連れ、一児の父となっていましたが、お互いそんなに変わっていないことを確認し合いました。
  
 広島・巨人戦となると、いつも彼のことを思い出します。彼と一緒に観戦していた頃の広島・巨人戦は良かったのですが、今や対巨人戦はカープファンが観戦を避けるべきカードとなってしまいました。しかし、あろうことか、今年の文学部互助会が選んだカードは巨人戦…。何を血迷ったのか…。
  
 試合は7月27日でした。カープの先発はルーキー野村。巨人は杉内。結果だけ伝えます。0対9でカープが負けました。カープはわずか1安打、白濱選手のレフト前ヒットでした。はい、もう書くことがありません。
  
 しかたがないので少しデータを紹介しましょう。ここ3年間の広島・巨人戦の対戦成績です。2009年は7勝14敗3分、2010年は6勝18敗、2011年は6勝16敗2分、大きく負け越しています。
  
 さらに、互助会で観戦した試合のスターティングメンバーと選手の推定年俸を比較してみましょう。(参考 プロ野球データFreak)。カッコ内が年俸で、単位は万円です。広島は、天谷(2500)、菊池(1000)、梵(6200)、岩本(1600)、堂林(700)、廣瀬(6000)、エルドレッド(1840)、白濱(650)、野村(1500)で、合計2億1190万円。それに対して巨人は、長野(9500)、古城(3700)、坂本(11000)、村田(22000)、阿部(40000)、高橋由(17000)、エドガー(2000)、ボウカー(6000)、杉内(35000)で、合計14億6200万円。圧倒的な年俸の差、戦力差ですね…。
  
 確かに試合は0対9で負けました。大敗です。しかし、考えてみてください。チーム唯一のヒットを打った白濱選手は年俸650万円でカープのスタメンでは最低の年俸です。その白濱選手が、年俸3500万円の杉内投手からチーム唯一のヒットを打ったということ。ここに、広島カープというチームの野球の面白さがあると思いませんか?
  
 今年の巨人は、横浜の4番打者村田選手やソフトバンクのエース杉内選手たちを獲得し、万全の補強をしています。この記事を書いている9月13日現在、首位を独走、優勝はもはや時間の問題です。はっきり言えば、優勝して当たり前なのです。一方、上記広島カープのスタメンをもう一度ご覧ください。菊池、堂林、野村。プロ野球の世界に入ったばかりの選手たちです。さらに、天谷、岩本、白濱も、1軍のレギュラーとは言い難い選手です。実績があるのは梵選手くらいでしょうか。
  
 みなさんもご存じのように、現在の広島カープはAクラス入り、クライマックスシリーズ進出をかけて戦っています。5月下旬に11もあった借金は、6、7月の快進撃で一気に返済、一時は貯金もありました。その快進撃を牽引したのは、天谷選手と岩本選手のバットでした。また、前田健、大竹、野村といった先発陣、今村、ミコライオらリリーフ陣の安定もあります。他にも、上記若手選手の躍動や、代打の神様前田智徳選手の活躍、「2軍の帝王」と呼ばれた迎選手の勝負強さ、左肩手術から復活した河内選手の力投などなど、今年のカープ選手の頑張りは書ききれないほどです。
  
 ですが、もともと、4番打者栗原選手をケガで欠き、その代役でもあったニック選手もケガで失っているチーム状態なのです。6、7月の快進撃は、安定した投手陣と調子の良かった打撃陣がうまくかみ合ってもたらされたもので、巨人のような盤石な強さがカープにあるかと言えば、ないとしか言いようがないのです。
  
 9月11日から13日、現在も東京ドームで巨人戦が行われています。11日、12日と巨人の無名投手に抑えられ連敗。もはや現在のカープには、6、7月にあったような勢いはありません。12日の試合が終わった段階で、ずっと守ってきた3位の座をヤクルトに譲り渡してしまいました。はっきり言って、現在のカープのチーム状態は、非常に悪いのです。
  
 ここで思い出してください。互助会で観戦した7月27日の対巨人戦で、白濱選手の打ったたった一本のヒットを。年俸650万円の選手が年俸3500万円の選手から奪ったあのレフト前ヒットを。
  
 ああいう1軍半の選手ばかりをスタメンに連ねて、本当に今年のカープはよくやっているのです。カープは資金力にも戦力にも乏しく、練習で若手を育てるしか方法がありません。この市民球団がAクラスに入り、クライマックスシリーズに出場すれば、プロ野球の常識はくつがえると言ってもいいくらいです。
    
 みなさん、この常識はずれな市民球団に、どうか大きな声援を与えてください。大事なところでエラーをする菊池、三振の多い粗削りな堂林、疲労が蓄積されてきた野村、今村といった、広島大学の学生たちとそう変わらない年齢の子たちに、「がんばれ!」と言ってやってください。こういう選手たちが中心となってあの鉄壁の巨人軍に立ち向かう広島カープというチームの野球は、心から面白いと思いますし、誇りにすら思います。確かに今のチーム状態は悪いですが、私の初勝利の記念ボールが語るように、「最悪のコンディションが最良の結果をもたらすこともある」のです。
  
 ペナントレースも大詰めです。応援しましょう、広島カープを。そして、このチームがクライマックスシリーズに出場するという奇跡を、しっかりと見届けましょう。(参考 プロ野球データFreak http://baseball-data.com/ )

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【3. 文学研究科・文学部互助会旅行レポート 歴史文化学講座 前野弘志】

 今年度の文学部互助会旅行は、「霧島温泉郷に泊まる旅」と題して、9月15日(土)から16日(日)の一泊二日で行われました。参加者は大人20人、子ども1人の計21人。少なめではありましたが、和気あいあいとした楽しい旅になりました。その時の様子を簡単に紹介したいと思います。
  
 広島8時38分発の「のぞみ」に乗り、博多で「つばめ」に乗り換え、熊本に到着しました。そこからは貸し切りバスで、人吉城下町を散策、焼酎蔵やみそ・醤油蔵を巡りました。焼酎蔵で試飲しましたが、宴会は既に新幹線の中で8時40分頃には始まっていたので、一眠りした後の軽い迎え酒という感じでした。それから青井阿蘇神社を見学して、霧島温泉郷「いわさきホテル」に宿泊しました。なんといっても温泉が最高でした。硫黄臭の強い白濁したお湯は、なんだか食欲をそそられる気がしました。ここは龍馬とお龍も訪れた温泉で、大河ドラマ「龍馬伝」のロケが行われた所です。露天風呂は混浴で、専用の浴着を着ることになっています。女性はムームーのようなワンピース、男性は上に短い浴衣、下に腰巻きをします。下着は付けないので、下半身はスースーです。林の中に川が流れていて、その両側に露天風呂が6つあり、お湯の透明度や熱さが違います。浴着を着ていても、女性が入っている湯船にこちらから進んで入るのは、気まずくて出来ませんでした。風呂の後は宴会、カラオケで大盛り上がりです。
  
 翌日は、バスに乗り霧島神宮を参拝しました。ここも龍馬とお龍が訪れたところです。それから黒酢工場を見学し、錦江湾に沿って走りながら、バスの窓から桜島を眺めたはずですが、僕は寝ていたので見た記憶がありません。桜島桟橋からフェリーで鹿児島港に渡る頃には、台風16号が接近して、波風が強くなっていました。恐らく、僕たちの次の船から欠航になったでしょう。互助会旅行は、これまでにも果敢に台風に突っ込んで行きましたが、それでも運がいい方だと思います。「維新ふるさと館」を訪れ、西郷隆盛や大久保利通らが生まれ育った場所に立ちました。帰途は、鹿児島中央駅15時40分発の「みずほ」に乗り、2時間21分後には広島に到着しました。

 今回も温泉有り、歴史有りの楽しい旅になりました。互助会旅行で培われた結束力が、文学研究科の力の1つになっていると確信しています。今後も互助会旅行を続けていきたいと思いますので、ぜひ、より多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
      
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【4. 文学研究科(文学部)ニュース】
  
○「古瀬教授と行く 広島歴史探訪フィールドワーク」を開催します
【日時】平成24年10月13日(土)9:00~17:00 ※雨天中止
  
○「文藝学校」第10回記念講演会を開催します
【日時】平成24年10月27日(土)13:30~17:00
        10月28日(日)10:00~13:00 
【場所】本の学校 今井ブックセンター2階 多目的ホール
    
○2012年度 広島史学研究会大会を開催します
【日時】2012年10月27日(土)・28日(日)
【場所】大学院文学研究科 東広島キャンパス
    
○第6回広島大学ホームカミングデー文学研究科企画
世界とふれあい / 語学カフェ」開催のお知らせ
    
  今年の語学カフェは、3人の留学生(中国・ベトナム・韓国)に協力いただいて、お国で好まれているお菓子やお茶を飲みながら、簡単な日常会話や文化・習慣などをお話いただきます。    
【日時】平成24年11月3日(土曜日) 14:00から
【場所】文学部1階・B153講義室
※どなたでも参加いただけます。もちろん無料です!
  
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【5.広報・社会連携委員会より 有馬卓也】
  
 今年4月に着任して早々に広報・社会連携委員会委員を仰せつかりました有馬です(メルマガ49号で着任の御挨拶を書かせていただきました)。よろしくお願い致します。
  
 本号は3人の先生から着任のご挨拶をいただいたほか、瀬崎先生のカープ観戦記と前野先生の互助会旅行参加記を掲載致しました。
  
 カープ観戦記を読ませていただいて、私も昔のことを思い出し、とてもなつかしく感じました。もともと私は特定の球団を応援せず、選手個々人を応援するタイプで、広島ですと北別府・山根・江夏(古すぎですか?でも山根の鮮烈デビューや日本シリーズの江夏などは未だに鮮やかに覚えています)。その他、ロッテの村田、日本ハムの高橋(直)などがお気に入りでした。夕方JRに乗って帰宅する時、よく試合の応援に向かう人々と一緒になり、会話が聞こえてくるのですが、先日一回表で9点(点数は不確かです)取られたので頭にきて帰ったという会話が聞こえてきて必死に笑いをこらえました。でも、その日も球場に向かっているわけで、「ああ、これがカープファンなんだ。愛されてるな、カープ。」と思った次第です。ささやかですが広島に触れつつ過ごしています。
                                     
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リテラ友の会・メールマガジン

オーナー:広島大学大学院文学研究科長  勝部眞人
編集長:広報・社会連携委員長  友澤和夫
発行:広報・社会連携委員会

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