第34回サイエンスカフェ「ミュオンってなに?~素粒子ミュオンでさぐる宇宙と生命のなぞ~」を開催しました。

【日 時】 2023年3月18日(土) 14:00~16:30
【会 場】 広島大学フェニックス国際センターMIRAI CREA(ミライ クリエ)1階 多目的ホール
【話し手】 高橋 徹(広島大学大学院先進理工系科学研究科 特定教授)
      寺田 健太郎(大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻 教授)
【聞き手】 寺本 紫織
【参加者】 46人(多くの方々のご参加ありがとうございました)
【内 容】
 3年半ぶりにサイエンスカフェを開催することができました。県外からもご参加いただき、スタッフ一同
感謝の気持ちでいっぱいです。
 さて今回のサイエンスカフェは、いま話題のミュオンについてお話を伺いました。高橋先生からは、ピラ
ミッドの内部をミュオンでどうやって透視したかについて解説をいただきました。
休憩時間には素粒子を実際に見ることができる装置「霧箱」を使ってミュオンを観察しました。
 後半は、寺田健太郎先生による「ミュオンを使ったリュウグウ分析」のお話。小惑星探査機はやぶさ2が
小惑星リュウグウから採ってきたかけらをミュオンで分析したそうです。リュウグウのかけらと類似の隕石
を実際に持ってきていただき、参加者の皆さんも興味深く見ていらっしゃいました。
 久しぶりのサイエンスカフェは、とても楽しい時間となりました。

当日の様子

高橋徹先生

素粒子を実際に見ることができる装置「霧箱」

寺田健太郎先生

リュウグウと類似の隕石(本物です!)


up