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第6回地域産業支援プログラム表彰事業(イノベーションネットアワード2017)の優秀賞を受賞しました

医歯薬保健学研究院の杉山政則共同研究講座教授(未病・予防医学)を中心に取り組んできたプログラム「臨床評価・予防医学研究プロジェクトによる地域食品産業支援及び食品臨床試験プロフェッショナル人材の育成」が、第6回地域産業支援プログラム表彰事業(イノベーションネットアワード2017)の優秀賞を受賞し、2月24日、東京都千代田区の中央大学駿河台記念館にて、表彰式および記念講演が行われました。

本表彰事業は、一般財団法人日本立地センター、全国イノベーション推進機関ネットワークを主催に行われ、各地の地域産業支援プログラムや支援者の質的向上および取り組みの普及を図り、より一層の地域産業の振興・活性化を喚起、促進することを目的に実施されています。

同プログラムは、「植物乳酸菌の研究成果をベースに食品の機能性を臨床試験するための仕組みを構築するとともに、食品臨床試験プロフェッショナル人材の育成及び地場の中小企業の高付加価値製品の開発に貢献している。また、大学病院との連携により被験者の健康状態の確認及び最新の医学的知識の提供により県民の健康意識向上にも寄与している」として、優秀賞に選ばれました。

表彰式の模様

杉山共同研究講座教授による記念講演

受賞について杉山教授は、「植物乳酸菌研究が文部科学省の知的クラスター創成事業に採択されたことが発端となりました。優れた保健機能性を持つ植物乳酸菌とその醗酵技術は、地域企業のみならず、国内企業が大きな関心を示しており、米国・韓国・中東などへの海外展開も進んでいます。今後は植物乳酸菌の実用化のためのプラットホームの構築をグローバルに進めていきます。本受賞では、食品臨床試験組織を学内に設置して実績を上げていることや、食品臨床試験プロフェッショナル人材の育成に貢献していることも高く評価されました」と話しました。

【お問い合わせ先】(受賞・表彰事業に関して)

広島大学社会連携グループ 小田

E-mail:sangaku-renkei*office.hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください)

【お問い合わせ先】(プログラム内容と植物乳酸菌に関して)

医歯薬保健学研究院 未病・予防医学共同研究講座教授 杉山政則

E-mail:sugi*hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください)


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