医歯薬保健学研究科・田原栄俊研究室でアメリカの高校生を1か月間受け入れました

細胞の老化・がん化を専門に研究している、医歯薬保健学研究科の田原栄俊教授の研究室(細胞分子生物学研究室)では、7月の約1か月間、アメリカのニュージャージー高校からエミリー・マヨさんを受け入れました。エミリーさんは、田原教授やゼミ生の指導を受けながら、研究プロトコルや細胞の研究などを行いました。

実験室で記念写真
(エミリーさん(前列左)、田原教授(前列右))

高校で細胞の研究をしているエミリーさんは、夏休みを利用して、大学の最先端の設備を使ってもっと自身の研究を深めたいと考えました。世界の大学の研究室を調べ、本学の田原教授に直接メールを送ったところ、教授から返信があり、今回の留学が実現したそうです。

「メールをやりとりする中で、彼女の科学への関心の強さと熱意にひかれ、受け入れることにした」と話す田原教授は、来日後、彼女の大学院生並みの研究スキルの高さに驚いたといいます。ゼミ生に交じり、日本語を使って熱心に研究する姿を見て、「彼女はきっと良い研究者になる」と確信したそうです。

「専門分野を“外国語”で学ぶことは、難しいと同時に楽しい」と話すエミリーさん。「広島の土地と人が大好き。研究室では皆優しく、いつも笑顔です。将来は大学院に進学して研究者になりたい」と目を輝かせていました。日本語は滞在中にどんどん上達。研究生活の傍ら、カラオケやお好み焼きなど、日本文化も楽しみました。

エミリーさんへのインタビュー動画(英語)も公開中です。ぜひご覧ください。

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