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第2回死因究明教育研究センターセミナーを開催しました(医歯薬保健学研究科附属死因究明教育研究センター)

2019年3月17日、歯学部大講義室において第2回死因究明教育研究センターセミナーを開催しました。

当日は、広島県、香川県などの中四国を中心に6県から医師、歯科医師、警察官、海上保安官、大学関係者(医療系および社会系)約30名が参加しました。
第一部では子ども虐待をテーマとして、講演「子ども虐待防止における医療者の関わり」および講演「子どもの歯と口が発信するSOS」を、第二部では災害犠牲者身元確認(DVI)をテーマとして講演「災害時の歯科的個人識別―スクリーニングとマッチングを峻別する―」に引き続いて「インターポールの災害犠牲者身元確認の死後記録を用いた机上訓練」を実施しました。韓国・科学捜査研究院の個人識別部門からのオブザーバー参加もあり、死因究明に関係する多職種が参加することにより、他の職種の役割や問題点を知ることで死因究明や社会問題における連携のための議論や考察を行うことができました。

参加者のコメント

  • まずは、歯科・医師関係者かもしれませんが、行政機関や社会連携部局の事務の方、法学者等の参加により、分野横断的な取組みが促進されることが望ましく、素晴らしい取り組みだと思いました。(大学教員)
  • 普段の診療では気づきにくい視点、考え方を体験することができて有意義でした。あと、やっぱり英語を勉強しないといけないと痛感しました。(歯科医師)
  • 講義、実習ともにとても勉強になりました。大学の講義、実習ではなかなか体験することができないのでとても良い機会で有意義な時間となりました。ありがとうございました。(歯学科学生)
  • 大変有意義なセミナーでした。また次回も開催されるのであればぜひ参加したいです。(海上保安官)

今回のセミナーの結果を踏まえ、引き続きセンターでは、死因究明に関連する医師・歯科医師・警察官・海上保安官・自衛隊警務官等に対する研修プログラムの充実を図ってまいります。

講演Ⅰ・長尾正崇副センター長による挨拶

講演Ⅱ(広島大学小児歯科学・香西克之教授)

講演Ⅲ(日本歯科大学生命歯学部・都築民幸教授)

医師、歯科医師、警察、海上保安官役に分かれての実習の様子
 

【お問い合わせ先】

広島大学大学院 医歯薬保健学研究科
担当 岡 広子(特任講師)
TEL/FAX:082-257-1572
E-mail:okhiroko(AT)hiroshima-u.ac.jp
※(AT)は半角@に置き換えてください。


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