医歯薬保健学研究科長、研究科長補佐がトルコ4大学を訪問しました

 平成28年2月8日から10日にかけ、安井弥医歯薬保健学研究科長、酒井規雄研究科長補佐、トルコハジェテペ大学元教授で本学の修了生でもあるAYSE AYHAN氏が、トルコアンカラのバスケント大学、アンカラ大学、ハジェテペ大学及びイスタンブールのアジバデン大学を訪問しました。
 2月8日、一行はバスケント大学を訪問しました。バスケント大学は、1994年に創設された私立大学です。同大と本学は昨年2月に大学間協定を締結しました。
 バスケント大学では、ALI HABERAL学長, HALDUN MÜDERRISOĞLU医学部長、LEVENT PEŞKIRCIOĞLU国際担当副医学部長はじめ同大のスタッフと会談しました。会談では主に、平成28年2月下旬から3月下旬まで実施予定の学生交流プログラムについて、意見が交わされました。本プログラムでは、本学医学部医学科の2名の学生がアンカラに3~4週間滞在し、バスケント大学病院で研修を 行う予定です。

 2月9日午前、一行はアンカラ大学を訪問しました。アンカラ大学は、1946年に創設されたトルコで最も古い大学の一つです。
 一行は、SIBEL A. ÖZKAN副学長、MURAT AKSOY副医学部長、AYHAN CÖMERT医学部学生交流コーディネーター等のスタッフ及び広島大学に留学希望の学生と会談しました。
 会談では、特に医療分野でのスタッフ及び学生交流や研究連携を検討することを確認しました。その第一歩として、本年中に本会談にも参加していたアンカラ大学の学生を1~2ヶ月間、研修プログラム参加者として受け入れることについて、基本合意しました。

 2月9日午後には、ハジェテペ大学を訪問し、同大学長立ち合いのもと、医学部、歯学部との協定締結式に臨みました。(協定締結について、詳しくはこちら
 一行は、さらに同大学の国際担当、医学部、歯学部の担当教職員と今後の連携に関するミーティングを行いました。今後本学とハジェテペ大学はより具体的な交流に関する検討を行っていきます。

 さらに、この締結式とミーティングに先立ち、安井研究科長が、ハジェテペ大学及びアンカラの研究者たちに対して「Molecular Pathology of Gastrointestinal Cancer(胃腸がんに関する分子病理学)」と題して講義を行いました。

 2月10日、一行はイスタンブールに移動し、アジバデン大学を訪問しました。アジバデン大学は、2007年に創設された新しい私立大学です。
 一行は、医学部長のYASEMIN ALANAY 教授や他学部の学部長等のスタッフと会談し、今後協定締結も視野に、交流に関して検討を行っていくことで合意しました。
 会談後、一行は学内の先端設備・施設を訪問し、スタッフや学生と交流しました。

 今後、医歯薬保健学研究科は、これらのトルコの諸大学とより具体的な交流を行っていく予定です。

 

【お問い合わせ先】
広島大学霞地区運営支援部国際室
電話 082-257-1705(内線6705) FAX 082-257-5278
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