広島大学大学院医歯薬学総合研究科の田原栄俊教授、徐丹研究員らを中心とする研究グループは、生体内にある小さな核酸の一つマイクロRNA(miR-22)を用いて、がん細胞に老化を誘導して腫瘍の増殖および転移を抑制できることを明らかにしました。この成果により、次世代の抗がん剤として核酸医薬品の開発が加速されることが期待されます。
平成23年4月11日(月)、霞キャンパスにおいて記者会見を開催し、田原教授が本研究成果について説明しました。
研究成果について説明する田原教授 |
会場の様子 |
この研究成果は、米国科学学術誌Journal of Cell Biologyの2011年4月18日号オンライン版(http://jcb.rupress.org/)に掲載されました。
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【本研究に関するお問い合わせ先】
広島大学大学院医歯薬学総合研究科
教授 田原栄俊
TEL:082-257-5290