広島大学大学院医歯薬学総合研究科東川史子特任准教授らを著者とする論文が、The 14th John M. Kinney Award for General Nutritionを受賞しました。

授賞式は平成23年9月4日（月）、スウェーデンのイェーテボリで行われ、論文の第一著者である東川特任准教授が出席しました。

この賞は、昨年1年間のうちに国際栄養科学雑誌「Nutrition」に掲載された論文のうち、もっとも高い評価を受けた論文に対し、The Nutritional Sciences, Education & Research Fund (NSERF) と国際栄養科学雑誌「Nutrition」との連名で与えられるものです。

受賞した論文は、平成22年4月4日発行の「Nutrition」26号に掲載されたもので、植物乳酸菌が動物乳酸菌に比べ便秘と肝機能の改善に優れていることを、ヒト臨床試験により証明した内容が評価されました。

なお、本研究は文部科学省・知的クラスター創成事業・杉山プロジェクトの産学連携の研究成果のひとつです。

(受賞論文名)

Improvement of constipation and liver function by plant-derived lactic acid bacteria:

A double-blind, randomized trial. Nutrition 26 (2010) 367–374



(著者)

広島大学大学院医歯薬学総合研究科　東川 史子　特任准教授

広島大学大学院医歯薬学総合研究科　野田 正文　特任講師

広島大学病院 　　　　　　　　　　　　　　　粟屋 智一　助教

広島大学大学院医歯薬学総合研究科　杉山 政則　教授

　　　　　授賞式での東川特任准教授

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