日本口腔科学会学術集会での市民公開講座で本学教員が講演します



第66回NPO法人日本口腔科学会学術集会において、以下の市民公開講座が開催されます。

広島大学の教員が講演を行いますので、ぜひご参加ください。

【日時】

2012年5月17日(木)14:00~18:00

【会場】

広島国際会議場

〒730-0811 広島県広島市中区中島町1番5号 (広島平和記念公園内)

http://jss66.umin.jp/map.html

【参加費】

無料

【お申し込み】

事前のお申し込みは不要です。

直接会場までお越しください。

【プログラム】

14:00~16:00 特別講演 「アフリカの飢餓と闘う」

         ゴードン・ヒサシ・サトウ博士(米国)

          著名な細胞生物学者であるサトウ博士は、厳しい環境下でいかに食料を生産するかという課題に取り組んでおり、

          これまでに砂漠地での養殖漁業、世界で最も乾燥したエリトリアでのマングローブ植林技術の開発やそれを利用

          した家畜生産技術の発展など、持続可能な地域社会の構築の可能性を示しています。環境の保全の技術という

          ものを地道に取り上げる生き方、ヒューマニズムの大切さを訴えます。          

16:00~18:00 特別企画シンポジウム 「放射線災害復興の道 —広島、長崎から福島へ−」

         座長:神谷研二、岡本哲治

         1.福島原発事故での被ばく医療経験と復興支援

           広島大学原爆放射線医科学研究所長・教授 

           福島県立医科大学 副学長   神谷研二

         2.福島原子力発電所事故災害に学ぶ:緊急被ばく医療の現状と課題

           広島大学医歯薬保健学研究科 教授 谷川攻一

         3.原爆放射線の健康影響に関する長期調査

           (財)放射線影響研究所疫学部長 小笹晃太郎

         4.放射線の人体に対する影響ーチェルノブイリの経験を福島に

           長崎大学名誉教授、放射線影響研究所元理事長 長瀧重信

         5.放射線物理・放射線防護の視点から

           (独)放射線医学総合研究所緊急被ばく医療研究センター長 杉浦紳之

          

         ※文部科学省 博士課程教育リーディングプログラム 平成23年度採択課題 

          「放射線災害復興を推進するフェニックリーダー育成プログラム」共催

         福島原発事故の発生後、住民は長期にわたり放射性物質が存在する環境での生活を強いられており、汚染地域に

         おける住民生活の復興に向け、戦略的な取り組みが行われる必要があります。被ばく地である広島や長崎がこれまで

         に行った取り組みや、これからの課題についてお話しします。

【主催】

NPO法人日本口腔科学会

【記事に関するお問い合わせ】

広島大学広報グループ

TEL:082-424-4518

E-mail koho*office.hiroshima-u.ac.jp

※*は半角@に変換の上、送信してください。


up