広島大学総合科学部平手研究室
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11月29日に京都外国語大学で開催された第7回全日本フランス語プレゼンテーション大会(主催:京都外国語大学フランス語学科)で、総合科学部4年生の五家由祐子さんが優勝し、同じく総合科学部4年生の住田真珠さんが準優勝を獲得しました。
五家由祐子さんは「フィクションは現実を助ける」La fiction au secours de la réalitéのタイトルで、他者理解の上での「共感」をどう考えるかを論じました。他者への理解は主観的で、これを自覚することが現代社会で多様な人々と関わるために必要である。フィクションは考える場を作り、物語は答えを見せる。フィクションには現実を映し出してくれると同時に現実を理解するための示唆を与えてくれると論じました。
住田真珠さんは「場を共にする」Un espace communのタイトルで、友人から「私はそう思わない」とはっきり言われた経験から、自分を主張することの難しさ、意見が交わせる場の必要性、そして相手と「場を共にする」こと、更にそのような場に果敢に入っていく勇気の大切さを説きました。
優勝した五家由祐子さんには、副賞として在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセより日本-フランス往復渡航費、アンジェ・カトリック大学よりフランス語講座1ヶ月間の受講資格、京都外国語大学総長よりAmazonギフト券3万円が贈られました。
準優勝の住田真珠さんには、副賞として在日ベルギー大使館より書籍等の記念品、Wallonie-Bruxelles International (ベルギー王国フランス語共同体政府国際交流振興庁)よりブリュッセル自由大学での3週間の講座受講資格、京都外国語大学総長よりAmazonギフト券3万円が贈られました。
広島大学はこの第7回大会で1位と2位を独占し、五家さんの優勝で本学は全日本フランス語プレゼンテーション大会3連覇となります。
なお、五家由祐子さんと住田真珠さんは、広島大学のトライリンガル養成特定プログラムに登録しています。

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