広島大学 ワールドワイドラーニング(WWL)コンソーシアム構築支援事業
~西日本をつなぐグローバルリーダー育成イニシアティブ~
管理機関 広島大学 カリキュラム開発拠点校 広島大学附属福山中・高等学校
連携校 鹿児島県立甲南高等学校
大分県立大分上野丘高等学校
福岡県立小倉高等学校
広島市立舟入高等学校
広島県立福山誠之館高等学校
福山市立福山高等学校
広島大学附属高等学校
○ワールドワイドラーニング(WWL)コンソーシアム構築支援事業とは
高等学校等と国内外の大学,企業や国際機関等が協働し,カリキュラムアドバイザーや外国人講師等も活用しつつ,グローバルな社会課題の解決等に向けた教科等横断的で探究的な学びを通じて,イノベーティブなグローバル人材の育成を目指すものです。
当校では,以下の5つの研究開発に取り組みます。
Ⅰ グローバルな社会課題をテーマにした課題研究を組織的に進める体制の構築
課題研究の多様なテーマや学びに対して,広島大学による研究支援体制を構築します。大学だけでなく,企業等から具体的な課題に関する直接の指導や助言等を受けることで,実体験としての学びの場を創造します。
Ⅱ グローバルリーダーの育成をめざすカリキュラムの開発・実践
これまでのSGH(スーパーグローバルハイスクール)の開発を検証し,文理融合教科や課題研究の見直しを行うなどのカリキュラム開発と実践に取り組みます。
Ⅲ 地域を超えた「課題研究グループワーク・ネットワーク」の構築
広島大学の大学院生・大学生・留学生と当校や連携校の高校生,高等学校の海外交流校等の生徒などを有機的につなぎ,普段の学校では経験できない異文化間での「協力」や「つながり」を取り入れた,広域エリアにおいて協働するための仕組みを構築します。
Ⅳ 高度な内容を提供するアドバンスト・プレイスメント(AP)等の導入
広島大学の授業を高校生が受講する体制づくりを行います。また,大学が高校生に求める内容や,高校生が求める高度な内容を提供するプログラムを計画します。
Ⅴ 高校生が主体となって実施する成果発表会や国際会議の実施
高校生が主体となるよう,年度ごとの成果発表会等も生徒の手による企画・運営を行うなど,段階的にノウハウを蓄積し,令和4年度には国際会議を実施します。