9月12日 中学校文化祭その2

 その1に引き続き,文化祭の様子を紹介していきます。

 今年度,文化祭吹奏楽部の演奏は(各学年単位での鑑賞でしたが)対面での発表となりました。

 頑張ったところは細かい音をはっきりさせて,メロディと伴奏のバランスを保ったとのことで,難しいところもありましたが,夏休みから今日まで練習し励んできたとのことです。

 ミックスナッツ・アラジンメドレー・水平線などJ-pop,さらにコンクールで演奏した椿姫もショートバージョンで披露しました。

 

 PC部の取組として,オープニングでの運動会PVの発表もありましたが,今年度はさらに,部員が斬新な視点で作成したオリジナルゲームを体験してもらったり,作曲した音楽を視聴してもらったりと,来場した生徒の皆さんに楽しんでもらいました。

 

 9年生の動画による発表は,創作劇です。

 少女が意識の世界へ行き,ライフナビゲーターとともに,これからの「生き型」を見ながら,どう生きるか決めていきます。

 各学年の発表は,現在行われている教育実習の実習生も視聴しました。生徒たちのもつ豊かな創造力などを感じたり学び取る機会になったと思います。

 教室での生徒たちの様子です。不思議な世界をめぐる少女とともに,その独特な世界に引き込まれていきます。

 これからの「生き型」は,お笑い型,喧嘩型,○○型などユニークな型を含めて「6+1」つありました。

 最後の字幕では,後輩たちへ,先生方へ,そして保護者へ向けたあたたかいメッセージが織り込まれていました。

 文化祭前の最後の日に熱唱した合唱曲(アンジェラ・アキさんの「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」)の調べにのせて,エンドロールが繰り広げられました。

 これからの人生を考える中学生に寄り添った9年生の創作劇の後,文化祭はフィナーレを迎えます。

 閉会式は,開会式同様,自伸会執行部により行われました。

 副校長先生からは,各学年・各部活動・自伸会執行部など,それぞれの部門での活躍を講評しながら,その努力を称えるとともに,こうして実りある文化祭が実施できたことの喜びも伝えられました。

 

 今年度の文化祭のスローガンは「輝(ひかり)~翔承笑応(しょうしょうわらおう)~」でした。

 輝(ひかり)は,一人一人が光り輝くという意味も込めるとともに,本校の特色である光輝(かがやき)の一部に文化祭があることも踏まえて作られたものです。

 翔は,みんなで協力して粘り強く文化祭で羽ばたく。承は,この文化祭で経験したことや体験したことを来年に引き継いでいく。笑は,文化祭の練習も本番も笑って楽しむ。応は,みんなが頑張って良い作品を作ろうとすれば自ずと結果は応える。さらに,3つの「しょう」には,レジリエンス・横断的な知識・躍動する感性の意味が込められています。

 文化祭の準備や本番で体験したことを振り返りつつ,それを深い学びにつなげていきましょう。


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