[75/G7] G7広島サミットに向けたプラネタリーヘルス大学間パネルを開催しました

G7広島サミットに向けたプラネタリーヘルス大学間パネル「持続可能な地球環境のためのプラネタリーヘルス:未来を切り開く学際融合研究」

開催報告

広島大学は、G7広島サミット(2023年5月18–21日, 広島市開催)に向けて、日本でプラネタリーヘルスを牽引している5大学とともにプラネタリーヘルス大学間パネルを開催いたしました。シンポジウムでは、2021年10月に出された「プラネタリーヘルスに関するサンパウロ宣言」で推奨されている超学際融合研究をより一層具体的に推進するため、既存の教育システムや実践研究事例を共有し、大学が地域社会で果たすべき役割について議論をいたしました。シンポジウムへは約15カ国53機関からの参加があり、プラネタリーヘルスの機運の高まりを感じるとともに、今後のさらなる超学際融合教育・研究基盤構築が喫緊の課題であることを認識いたしました。最後に、本シンポジウムでの議論は、「広島プラネタリーヘルス宣言 2023: “大いなる転換期における平和の希求:社会と共に歩むプラネタリーヘルス科学のための教育と研究”」として提言をまとめ、宣言が出されました。本宣言文は広島市平和記念公園に届いた折り鶴で再生された紙に印刷し、パネルデスカッション参加の先生方が代表として署名いたしました。

お問合せ

広島大学IDEC国際連携機構プラネタリーヘルスイノベーションセンター

symposium[at]idec.hiroshima-u.ac.jp
※[at]を@に置き換えて下さい。


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