[2018/12/14開催]第37回HiHA Seminar開催のお知らせ

この度、広島大学健康長寿研究拠点において、下記のとおり第37回HiHAセミナーを開催します

日時:平成30年12月14日(金)17:00~18:00
場所:先端科学総合研究棟 3F 302S会議室
演題:「マルチオミックスを用いた植物の生物資源探査と生合成経路発見」
演者:Tomáš Pluskal博士(マサチューセッツ工科大学ホワイトヘッド研究所Jing-Ke Weng研究室 博士研究員)

要旨:不安障害の2010年の患者数は、全世界で2.73億人(人口の4.5%)とされている。
ポリネシアの植物カヴァ(kava、学名Piper methysticum)は、コショウ科の潅木で、カヴァ茶として飲用される嗜好品である。カヴァに含まれるカヴァラクトンには抗不安、催眠作用があり、抗不安薬や鎮静薬、睡眠薬としての効果等、様々な作用を持つとして研究の対象となっている。
本研究では、マススペクトルやバイオインフォマティックスを用いて、カヴァラクトンの新規の生合成経路を同定した。さらに、同定した遺伝子群を大腸菌、酵母、植物などで発現させることで、異種生産にも成功した。

本セミナーは5研究科共同セミナーです。
本セミナーは「次世代を救う広大発Green Revolutionを創出する植物研究拠点」との共催です。

【お問い合わせ先】

広島大学大学院先端物質科学研究科分子生命機能科学専攻 上野 勝 准教授(内線7768 scmueno*hiroshima-u.ac.jp)
(*は半角@に置き換えてください)


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