【HUSAプログラム】マルメ大学に留学していた学生さんからメッセージが届きました!

スウェーデンマルメ大学より

はじめに ― マルメ大学への交換留学

こんにちは!20258月から12月までの約5か月間、スウェーデンのマルメ大学に交換留学していました、教育学部教育学系コース2年の濱口幸音です。

スウェーデンと聞くと、寒さが厳しい国というイメージを持たれる方も多いかもしれません。しかし、マルメはスウェーデン最南端に位置する都市で、留学期間中に雪が降ったのはわずか1日だけでした。気温も日本と大きく変わらず、想像していたよりもずっと過ごしやすい環境でした。
また、交通機関が発達しており、電車やバス、レンタル自転車を利用して気軽に移動することができます。街には新しい建物や整備された公共空間が多く、治安も比較的良いため、留学生にとって安心して生活できる街だと感じました。このような恵まれた環境の中で、学業にも日常生活にも集中して取り組むことができました。

留学を決めた理由とマルメ大学での学び

広島大学では教育学を専攻していますが、以前から北欧の福祉や教育制度に関心があり、それらを現地で学びたいと考え、マルメ大学への留学を決めました。
マルメ大学では、「Social Work in Local and Global Context」と「Children’s Rights」という2つの授業を履修しました。

Social Work in Local and Global Context」では、北欧やヨーロッパを中心に、福祉をマクロ(制度・政策)とミクロ(個人やコミュニティ)の両面から考察しました。講義は比較的ゆっくりとした英語でしたが、グループワークではクラスメイトの英語が非常に速く、聞き取れずに不安を感じる場面も多くありました。しかし、分からない部分を丁寧に教えてくれる友人に出会い、助け合いながら授業に取り組むことができました。
中間試験では、当日与えられたテーマについて20分間話し続ける口頭試験があり、日本語では多くの考えが浮かんでも、英語では思うように言葉が出てこず、苦労しました。それでも、自分の考えを英語で整理し、伝え続ける経験は大きな自信につながったと感じています。

Children’s Rights」は、子どもの権利条約(CRC)を基盤に、世界各地の子どもを取り巻く状況や課題、さまざまな解釈や価値観について学ぶ授業でした。日本にいるだけでは気づきにくい視点に触れることができ、子どもの権利を「理論」ではなく「現実の問題」として捉える力が養われたと感じています。中間試験ではプレゼンテーションもあり、英語で自分の意見を構成し発表する力も身につきました。

現地の学校訪問を通して得た学び

また、授業外でも学びを深めたいと考え、現地のインターナショナルスクール(IB認定校)と成人学校を訪問しました。どちらの学校でも温かく迎えていただき、授業見学や教員の方々との交流を通して、スウェーデンの教育の柔軟さや多様性を実感しました。インターナショナルスクールでは日本人の先生にもお会いでき、将来へのエールをいただいきました。

留学を通して感じた日本の存在

留学を通して、日本が世界でとても好意的に受け止められていることも実感しました。「日本から来た」と伝えると、漫画やアニメ、日本語の話題で会話が広がり、日本文化への関心の高さを感じました。私たちはもっと日本に誇りを持ってよいのだと、改めて気づかされました。

寮生活で広がった交流と経験

そして、この留学をより充実したものにしてくれたのが、寮での生活です。キッチンはフロアごとに共同だったため、さまざまな人と話す機会が多くありました。週に1回のペースでイベントも行われ、仲良くなった友人と参加したり、フロアの皆で食事会やお菓子作りをしたりする中で、多くの思い出を作ることができました。ここで得た経験や出会いは、私にとってかけがえのない宝物です。

おわりに ― これからの学びに向けて

この留学で得た学びや出会いは、私にとって大きな財産です。多様な価値観を理解し、これからの学びや将来に活かしていきたいと思います。

写真

・クリスマスシーズンのマルメの街並み
・寮のイベントで訪れた史跡(torups slott)


up