「第2回広島大学附属学校園合同全国フォーラム」を開催しました(平成20年8月20日開催)。
平成20年8月20日に広島県民文化センターふくやまにおいて,本学11附属学校園合同による「第2回広島大学附属学校園合同全国フォーラム」を開催しました。浅原学長をはじめ広島大学教職員に加え,他大学附属学校関係者,公立学校関係者,教育行政関係者等約300名の参加があり,非常に活気のあるものとなりました。
今回のフォーラムは,本学11附属学校園が日頃取り組んでいる教育研究活動の内容や成果を総合的に広く全国へ発信するとともに,“「生きる力」 をはぐくむために−新学習指導要領に向けた教育実践のあり方−”という今日的な課題(総合テーマ)のもと,これからの国立大学附属学校がどのように教育の発展のために貢献していくべきかを附属学校園の教員が一堂に会し,国内の教育関係者を交えながら,ともに考え,理解を深めることを目的として開催いたしました。
午前は本学11附属学校園が日頃取り組んでいる教育研究活動の内容や成果について,ポスターセッション形式で発表を行いました。
午後からは文部科学省初等中等教育局の田中孝一主任視学官を講師としてお迎えし,「新しい教育課程に向けて心したいこと〜教育基本法等の改正も踏まえて〜」と題した基調講演を行い,多くの参加者が熱心に聴講しました。
引き続き,分科会Aでは「言語活動の充実」のテーマのもと,講師として文部科学省初等中等教育局教育課程課 冨山哲也教科調査官をお迎えし,パネリストとして学外から三原市立小坂小学校 東佐都子校長,広島大学から大学院教育学研究科 吉田裕久教授の参加により,また,分科会Bでは「理数教育の充実」のテーマのもと,講師として文部科学省初等中等教育局教育課程課 長尾篤志教科調査官をお迎えし,パネリストとして広島大学から大学院教育学研究科 小山正孝教授,附属中・高等学校 砂原徹教諭の参加により,具体的な教育実践の進め方についてそれぞれの立場から活発な討議が行われ,その後,会場の参加者との間において意見交換も行われるなど大変有意義なものとなりました。
附属学校園からの情報発信(ポスターセッション)
講演する田中主任視学官
分科会A「言語活動の充実」の1コマ
分科会B「理数教育の充実」の1コマ
第2回広島大学附属学校園合同全国フォーラム報告書を以下のとおり掲載しております。