ベトナム国家大学ホーチミン市校人文社会科学大学の学生と記念写真

平成23年3月2日～15日、第2回STARTプログラムに学部1年生24人が参加し、3人の引率教職員と共にベトナムのホーチミン市にあるベトナム国家大学ホーチミン市校人文社会科学大学や世界遺産ハロン湾などを訪問しました。

人文社会科学大学では、現地教員によるホーチミン市の歴史、文化、経済、国際問題についての英語での講義やベトナム語入門の授業の他、現地学生との交流やディスカッションなどを行いました。授業の他にも、現地学生のガイドで歴史や戦争に関する博物館や旧南ベトナム大統領官邸を見学したり、現地学生と共に工業団地を訪問し日系企業で働く人々の話を聞いたり、ホームビジット体験や障がい児童養護施設を訪問したりと、多くの体験学習も行いました。また、ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学では、English Clubの学生と英語で交流しました。現地学生の学習意欲や流暢な日本語に刺激を受け、また戦争と平和に関する考え方の違いなど、多くのことを学びました。

プログラム中は、その大部分をベトナム経済の中心であるホーチミン市の活気の中で過ごしましたが、メコン川やクチトンネル、世界遺産ハロン湾なども訪問し、ベトナムの自然と歴史を体感して帰ってきました。

初めはバイクの多さに驚いていた学生たちも、お腹を壊したり、日本とは異なる価値観に触れたりする中で次第にたくましくなり、帰国する頃には、今後の学生生活でさらなる挑戦をしようと胸を膨らませていました。将来の夢や留学を心に決めた学生もおり、この貴重な機会を与えられたことに感謝していました。

ベトナムの学生と平和についてのディスカッション

日本学科の学生さんと公園でゲームをしながら交流

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広島大学平和・国際室国際交流グループ

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