ブラジル・サンパウロ大学の学生を迎えて夏期特別研修「平和と法」を実施しました



平成25(2013)年7月29日から8月7日にかけて、本学の学術交流協定校であるブラジル・サンパウロ大学法学部から学生19名を迎え、夏期特別研修「平和と法」を実施しました。



本研修は、「平和と法」をメインテーマに(1)法学に関する講義、(2)日本語・日本文化体験、(3)平和学習を大きな柱として実施されました。本学法学部や法務研究科の教員による講義に加え、裁判所での法廷見学や裁判の傍聴も行いました。日本語・日本文化体験では、日本語の授業に加えて中国山地の古民家を訪問し、そうめん流しやスイカ割り、浴衣の着付け等を行い、夏の日本文化を体験しました。さらに、平和学習では、8月6日の平和記念式典に参列するとともに、原爆ドームや平和記念資料館の見学、被爆者からの被爆体験講話を受講し、原爆がもたらした惨禍についての理解を深めました。



また、研修生一行は浅原学長を表敬訪問して懇親を深めるとともに、学生を引率した二宮 正人サンパウロ大学法学部教授に対して浅原学長から客員教授の称号が授与されました。



参加学生は、本研修を通して平和の大切さや日本の社会や文化について多くのことを学びました。彼らが帰国して広島での体験を多くの人々に伝えるとともに、日本の良き理解者となって、将来、日本とブラジルとの架け橋となることを期待しています。



開講式での集合写真


古民家での日本文化体験


法学に関する講義


浅原学長(右)からサンパウロ大学二宮教授(左)に対して客員教授の称号授与


平和公園や原爆ドームの見学

【問い合わせ先】

広島大学教育・国際室(国際センター)

国際交流グループ  

TEL: 082-424-6042

E-mail: kokusai-kyoten"at"office.hiroshima-u.ac.jp 

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