サンパウロ大学長をお招きして本学幹部との意見交換会を実施しました



平成26(2014)年1月14日、学術交流協定校であるブラジル・サンパウロ大学のジョアン・グランジノ・ロダス学長をお招きして本学幹部との意見交換会を実施しました。当日は本学の理事、副学長、部局長等、約30人が参加しました。

サンパウロ大学は中南米地域トップレベルの総合研究大学であり、本学とは2010年に大学間協定を締結して以来、サマースクールでの学生受入や学術セミナーの開催等を通じて両大学間の教育・学術交流を積極的に推進しています。

最初に浅原利正学長からロダス学長の紹介があり、続いて本学の客員教授である二宮正人・サンパウロ大学法学部教授の通訳により「サンパウロ大学の紹介と国際展開」と題する講演が行われました。講演では、サンパウロ大学の歴史、教育研究内容、組織・運営体制、財務状況、研究費の獲得等の大学運営に関わる幅広い事項についての説明がありました。後半は留学生の受入状況、英語による授業、留学プログラム等の国際展開状況についての説明がありました。その後に行われた意見交換会では、参加者との活発な議論が行われるとともに今後の両大学間の交流についての具体的な提案があり、双方にとって大変有意義な機会となりました。

また、意見交換会の前後には、本学の特色ある研究施設である放射光科学研究センター、両生類研究施設、東広島天文台を視察するとともに、広島での被爆の惨状や復興の歩みを伝える資料を集めた常設展示コーナーも見学し、本学の平和への取り組みについても理解を深めました。

今回のサンパウロ大学長の広島大学訪問をきっかけとして両大学間の交流がより一層深まることが期待されます。



講演するサンパウロ大学ロダス学長(中央)と浅原学長(左)、

二宮客員教授(右)


意見交換会には多くの参加者が出席


両生類研究施設の視察

【問い合わせ先】

広島大学教育・国際室(国際センター)

国際交流グループ  

TEL: 082-424-6042

E-mail: kokusai-kyoten"at"office.hiroshima-u.ac.jp 

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