第14回STARTプログラムで学生24名をアメリカに派遣しました



2014年2月15日から3月2日までの2週間、第14回STARTプログラム(※)に学部1年生24名が参加し、引率の堀田泰司准教授(国際センター)ら4名の引率教職員と共に、アメリカのバージニア州にあるジェームスマディソン大学(JMU)に留学しました。

JMUは、首都ワシントンDCから車で約2時間の距離にあり、広島大学も加盟しているINU(国際大学ネットワーク)の加盟校のひとつです。

STARTプログラムに参加した学生たちは、2週間の滞在期間中、居住アドバイザー(RA)としてキャンパスの学生寮に住む学生たちの部屋で共同生活を体験しました。平日は現地教員によるアメリカの社会と文化についての講義を受けたり、ホストRAと一緒に通常授業に参加したり、空き時間にはキャンパスのスポーツジムに通ったりしました。

大学以外にも、消防署や警察署の訪問、モンティチェロ(第3代大統領トーマス・ジェファーソンの家)やシェナンドア洞窟見学、地域の子どもたちとの交流など多岐にわたる活動を行い、アメリカの社会と文化を肌で感じました。

最終日には、アメリカと日本との価値観の違いについて、2週間で感じたこと、学んだことを活かし、英語でプレゼンテーションを行いました。

STARTプログラムに参加した学生は、初めて海外での学生生活を体験し、日本とアメリカの文化の違いや、学生の学問に対する姿勢や課外活動への取り組み方の違いなどに気づきました。帰国後のフォローアップセッションでは、今後STARTの経験を原点に、語学学習や留学、学内での国際交流活動などに新たな決意を持って挑戦していきたいという熱い思いを共有しました。

※ STARTプログラムは、海外渡航経験の少ない1年生に、海外協定大学での授業や生活を体験させることを通じて国際交流や留学への関心を高めるきっかけを提供することを目的としたプログラムで、平成22年度から平成24年度までで計10回実施しています。平成25年度前期に既に、台湾、インドネシア、オーストラリアの3回を実施し、後期にアメリカ、ベトナム、ニュージーランドの3回を実施しており、今回が14回目でした。また、このプログラムでは研修費用の一部を広島大学基金から補助することで学生の経済的負担を減らし、より多くの学生が留学に挑戦する可能性を広げています。参加学生は約2ヵ月間の事前学習を経て海外研修を行い、帰国後に事後研修を行いました。



到着日、ホストRAがバスまで迎えに来てくれました


現地の学生と大講義室での通常授業に出席


3Dプリンタ教室での授業


地域の子どもたちと交流


最終日には英語でプレゼンを行いました


JMUのAlger学長を囲んで

【問い合わせ先】

広島大学教育・国際室国際交流グループ

TEL:082-424-4346

E-mail:kokusai-ryugaku(AT)office.hiroshima-u.ac.jp

※(AT)は@に置き換えてください。


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