第21回STARTプログラムで学生30人をアメリカに派遣しました



2015年2月21日から3月8日までの2週間、第21回STARTプログラム(※)に学部1年生30人が参加し、堀田泰司准教授(国際センター)ら3人の引率教職員と共に、アメリカのバージニア州にあるジェームスマディソン大学(JMU)に留学しました。



JMUは、首都ワシントンDCから車で約3時間の距離にあり、広島大学も加盟しているINU(国際大学ネットワーク)の加盟校のひとつです。



STARTプログラムに参加した学生たちは、2週間の滞在期間中、RA(Resident Advisor)としてキャンパスの学生寮に住む学生たちの部屋で寮生活を体験し、現地学生との交流を深めました。平日は、現地教員によるアメリカの社会と文化についての講義や、ホストRAと共に受ける通常授業に参加しました。自身の意見を進んで発言し、勉強に熱心に取り組むアメリカ人学生に刺激を受け、思うように英語でコミュニケーションが取れず悔しい思いをする中で、多くの学生が積極的な姿勢を心がけ、自分の意見や考えを持つことの大切さを実感しました。大学以外にも、シェナンドー洞窟やマウントバーノン(初代大統領ジョージワシントンの家)の見学、消防署訪問、地域の子どもたちとの交流など多岐にわたる活動を行いました。



帰国後のフォローアップセッションでは、日本とアメリカの違いを軸に「学習スタイル」「publicとprivateの感覚」「習慣・慣習・礼儀」などについて調査・考察し、2週間で感じたこと、学んだことを活かして、英語でプレゼンテーションを行いました。また、毎日休む間もないハードスケジュールでしたが、STARTプログラムでの経験を原点に、語学学習や留学、学内での国際交流活動などに新たな決意を持って挑戦していきたいという熱い思いを共有しました。





現地学生によるキャンパスツアー




授業風景




JMUのAlger学長を囲んで




折り紙を教えました



※ STARTプログラムは、海外渡航経験の少ない1年生に、海外協定大学での授業や生活を体験させることを通じて国際交流や留学への関心を高めるきっかけを提供することを目的としたプログラムで、平成22年度から平成26年度前期までに計19回実施しています。平成26年度後期には、アメリカ、ベトナム、ニュージーランド、台湾、オーストラリアの5回を実施し、今回が第21回でした。本プログラムでは研修費用の一部を広島大学基金及び広島大学から補助することで学生の経済的負担を減らし、より多くの学生が留学に挑戦する可能性を広げています。参加学生は約2ヵ月間の事前学習を経て海外研修を行い、帰国後に事後研修を行いました。





【問い合わせ先】

広島大学教育・国際室国際交流グループ

TEL:082-424-4346

E-mail:kokusai-ryugaku(AT)office.hiroshima-u.ac.jp

※(AT)は@に置き換えてください。


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