ブラジル・サンパウロ大学学生を迎えて夏期特別研修「平和と法」を実施しました



平成27(2015)年7月27日から8月7日にかけて、本学の学術交流協定校であるブラジル・サンパウロ大学法学部等から学生14人(団長:二宮 正人・サンパウロ大学法学部教授、広島大学客員教授)が参加して夏期特別研修「平和と法」を実施しました。



本研修は、「平和と法」をメインテーマに(1)法学に関する講義、(2)日本語・日本文化体験、(3)平和学習を大きな柱として実施されました。本学法学部や法務研究科の教員による講義に加えて、裁判所での法廷見学や裁判の傍聴も行いました。また、日本語・日本文化体験では、日本語の授業や書道、華道に加えて、瀬戸内海沿岸の古民家を訪問して浴衣の着付けを行い、夏の日本文化を体験しました。さらに、平和学習では、8月6日の平和記念式典に参列するとともに、原爆ドームや平和記念資料館の見学や被爆者からの被爆体験講話を受講して原爆がもたらした惨禍についての理解を深めました。



参加学生は、本研修を通して平和の大切さ、日本の社会や文化について多くのことを学びました。彼らが帰国して広島での体験を多くの人々に伝えるとともに、日本の良き理解者となって、将来、日本とブラジルとの架け橋となることを期待しています。



開講式での集合写真


研修団長の二宮 正人サンパウロ大学教授 (本学客員教授)からの挨拶


法学に関する講義


瀬戸内海沿岸の古民家にて浴衣の着付け


世界遺産・宮島の見学

【問い合わせ先】

広島大学教育・国際室(国際センター)

国際交流グループ  

TEL: 082-424-6042

E-mail: kokusai-kyoten"at"office.hiroshima-u.ac.jp 

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