北京で第13回日本語作文スピーチコンテストを開催しました

2018年11月24日、広島大学北京研究センターが設置されている中国北京の首都師範大学において、第13回日本語作文スピーチコンテストを開催しました。

北京研究センター主催の本コンテストは、今回で13回目の開催となります。「私の好きな日本のことば-私からあなたへのメッセージ」をテーマに中国全土の大学に作文を募集したところ、30校395編の応募があり、各大学から計100編あまりの推薦がありました。その中から、第一次審査の作文審査を通過した9人が第二次審査の音声審査に進み、ネット投票を含む公開審査を経て、4人が本選に出場しました。会場には、日本語を学習する学生や日本語教員など約120人の聴衆が集まりました。

当日はコンテストに先立ち、広島大学中国校友会  林 佐平 会長からの開会挨拶があり、続いて、来賓としてお越しいただいた在中国日本大使館 堤 尚広 公使・広報文化部長からは、ご挨拶に併せて河野太郎外務大臣からの祝賀メッセージを代読いただきました。さらに、特別協賛の福山通運株式会社から、小丸成洋代表取締役社長によるご挨拶を賜りました。

続くコンテストでは優秀賞を受賞した学生4人の流暢な日本語スピーチが披露され、厳正な審査の結果、厦門大学の阮 琳榕さんと中山大学の王 羽晴さんが最優秀賞に選ばれました。また、特別後援の公益財団法人渋谷育英会提供の「渋谷育英会理事長賞」には北京科技大学の洪 子画さんが、中央広播電視総台CRI提供の「CRI特別賞」には首都師範大学の何 東さんが、それぞれ選ばれました。

なお、学生たちのスピーチに続いて記念講演が行われ、北京第二外国語大学 津田 量 副教授から「話力」と題してご講演を賜りました。

また、コンテストの締め括りには、中央広播電視総台CRI日本語部の星 和明アナウンサー及び中国人民大学の張威教授から講評を賜り、聴衆は最後まで熱心に耳を傾けました。

出場学生を囲んでの記念撮影

【お問い合わせ先】
広島大学国際交流グループ
TEL: 082-424-6042


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