北京で第14回日本語作文スピーチコンテストを開催しました

2019年11月23日、広島大学北京研究センターが設置されている中国北京の首都師範大学において、第14回日本語作文スピーチコンテストを開催しました。

今回は「永遠の隣国—令和からの新しいスタート—」をテーマに中国全土の大学から出場選手を募集し、作文審査による一次予選と音声審査による二次予選を通過した優秀者5人が本選に出場しました。会場には、日本語を学習する学生や日本語教員など約100人の聴衆が集まりました。

当日はコンテストに先立ち、広島大学北京研究センター長の本田義央教授から開会挨拶があり、続いて、来賓としてお越しいただいた飯島勲内閣参与、在中国日本国大使館の堤尚広公使及び特別協賛企業である福山通運株式会社の小丸成洋代表取締役社長(公益財団法人渋谷育英会理事長)からご挨拶を賜りました。

コンテストでは、出場学生5人の流暢な日本語スピーチが披露され、厳正な審査の結果、天津科技大学の李陽潔さんが第一位に選ばれました。また、特別後援団体である公益財団法人渋谷育英会提供の「渋谷育英会理事長賞」には、外交学院の謝雨吟さんが選ばれました。

学生たちのスピーチの後には記念講演が行われ、中国社会科学院外国文学研究所教授で翻訳家の許金龍先生から、「穴居人母題の伝播とその移り変わり—『水死』を対象に」と題してご講演を賜りました。

聴衆は選手のスピーチや記念講演に最後まで熱心に耳を傾けました。

出場学生を囲んでの記念撮影

【お問い合わせ先】
広島大学国際交流グループ
TEL: 082-424-6042


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