本学院の教員が広島市内の高校で国際協力に関する講演を行いました

 2023年9月7日(木)に、森戸国際高等教育学院の西條結人准教授が、比治山女子中学・高等学校(広島市南区)の高校1年生の生徒220名を対象に「ことばと文化の教育を通じたキルギスでの国際協力」というテーマで講演を行いました。この講演は、独立行政法人国際協力機構(JICA)中国の国際協力出前講座の一環として実施されました。
 西條准教授は2015年10月から2017年10月までJICA海外協力隊(当時の青年海外協力隊)として、キルギスの国立大学に派遣され、日本語教育を通じた国際協力に携わり、現在でもキルギスの日本語教育関係者と交流を続けています。講演では、クイズや音楽を交えた中央アジアやキルギスの文化紹介、JICA海外協力隊時代のエピソード、「自己紹介」をテーマにキルギス語での会話体験が行われました。
講演を聞いた生徒の皆さんからは、「楽しかったです。外国に行った気分になりました。」「キルギスは、このような講演が無いと多分これから先行くことも知ることも無いだろうからとてもいい機会になりました。」「人生において出会う人、環境によって将来が大きく変わっていくんだなと思いました。」「お話の中で特に留学生にどのようなことを教えているのか、なぜ日本語を勉強するのか、海外でどのような意識や考えを持って生活・行動していけばいいのかなどが特に印象に残りました。」といった感想やコメントをいただきました。講演を聞いて、中央アジアやキルギスの言語や文化への関心や、これからのキャリア形成に対する考えを深めることができたようです。
 なお、今回の講演については、JICA中国や比治山女子中学・高等学校のウェブサイトでも紹介されています。

●JICA中国「ニュース&メディア トピックス【出前講座レポート】」
https://www.jica.go.jp/domestic/chugoku/information/topics/2023/2023_49.html
●比治山女子中学・高等学校「瞑想の森ブログ 高1 世界の窓」
https://www.hijiyamajoshi-h.ed.jp/post-60254.html

 

講演の様子

キルギスの紹介


up