2025年2月から3月にかけて森戸国際高等教育学院の西條結人准教授による書籍『モノリンガルとバイリンガルが混在する地域における説得研究:キルギス語とロシア語の文章に基づく言語使用の実際』(ひつじ書房)と『Japanese Language and Culture Education in Kyrgyzstan: Theory, Practice, and Research』(Toiart)の2冊が出版されました。
『モノリンガルとバイリンガルが混在する地域における説得研究』は、中央アジアのキルギス共和国を取り上げ、キルギス語・ロシア語のモノリンガルとバイリンガルが混在する地域における説得の方略にはどのような特徴があるのかが明らかにされています。文章における説得行為を通じて、1つの社会の言語使用の実際を論じた一冊となっています。本書は、JSPS科研費令和6年度研究成果公開促進費(学術図書)(24HP5052)の助成を受けた刊行物です。
『Japanese Language and Culture Education in Kyrgyzstan』には、キルギス共和国の日本語教育事情、日本学・日本語教育研究の現状と課題、キルギスの高等教育機関での日本語授業文化等の幅広いテーマがまとめられています。キルギスの日本語教育の今が分かる一冊となっています。
<書籍情報①>
タイトル:『モノリンガルとバイリンガルが混在する地域における説得研究:キルギス語とロシア語の文章に基づく言語使用の実際』
出版社:ひつじ書房
著者:西條 結人
発行:2025年2月
ISBN:978-4-8234-1271-4
出版地:東京
詳細はこちら:ひつじ書房ウェブサイト
(https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1271-4.htm)
<書籍情報②>
タイトル:Japanese Language and Culture Education in Kyrgyzstan: Theory, Practice, and Research
出版社:Toiart(Bishkek, Kyrgyzstan)
著者:Saijo Yuto
発行:2025年3月
ISBN:978-9-9679-4859-4
出版地:キルギス共和国ビシケク市
詳細はこちら:CiNii Research(https://ci.nii.ac.jp/ncid/BD11247598)

書籍①

書籍②