【2026/10/24開催・尾道市】志賀直哉 没後55年記念シンポジウムを開催します

 志賀直哉の没後55年を記念し、広島大学における近代文学研究の成果を地域社会と共有するとともに、志賀直哉が暮らし、創作に取り組んだ尾道から、日本近代文学と地域の歴史・文化への理解を深めることを目的として開催します。

 本シンポジウムでは、大学院生による研究発表と教員による特別講演、会場参加者を交えた総合討議を通じて、志賀直哉と同時代の文学、広島、戦争、教育、在日朝鮮人文学などの論点を結び、志賀直哉と日本の近代を多面的に考察します。午前の部では「徳田秋聲と志賀直哉」「太宰治と広島」を取り上げ、近代文学の広がりと地域との関わりを共有します。午後の部では、教科書における志賀直哉、在日朝鮮人作家との関係、戦争と文学を主題に、現代の地域・歴史・教育の文脈から志賀直哉を読み直します。

 また、関連企画として志賀直哉旧居の特別公開と文学風土をめぐるガイドツアーを実施し、文学作品が生まれた場所を巡り、考える機会を設けます。尾道の風土、景観、人々の暮らしや記憶が重なる文化資源として旧居の価値を共有し、研究・教育・地域交流の場としての保存活用に向けた対話につなげます。

 これにより、学生が研究成果を地域社会に伝える機会を充実させるとともに、大学・地域・保存活用委員会等の連携を通じて、文学と地域文化を継承し、学びと交流を深める契機とします。

日時

2026(令和8)年10月24日(土)10:30 ~ 16:10
 午前の部 10:30 ~ 12:00
 午後の部 13:00 ~ 14:20
 特別講演・総合討議・閉会挨拶 14:30 ~ 16:10
 *途中に昼休憩(12:00 ~ 13:00)、休憩(14:20 ~ 14:30)があります。

会場

尾道商業会議所記念館2階議場
所在地:尾道市土堂1丁目8-8
交通:JR 尾道駅より徒歩15 分

内容

  • 入場無料
  • 定員 50名
    ※混雑時は入場を制限する場合があります。
  • 対象
    大学関係者、地域関係者、文学・歴史・文化資源の保存活用に関心のある一般の方
  • シンポジウム及び関連企画の詳細は、ポスターをご覧ください。

画像をクリックするとPDFファイルが開きます

関連企画

 シンポジウムの開催にあわせて、志賀直哉と尾道の文学的風土に触れる関連企画を実施します。

(1)志賀直哉旧居 特別公開

 日 時:2026(令和8)年10月24日(土)・25日(日)
     両日とも10:00 ~ 15:00
 会 場:志賀直哉旧居
 入場料:無料

 志賀直哉が尾道で暮らし、創作に向き合った旧居を2日間特別公開します。尾道水道を望む南斜面の風景とともに、志賀直哉の生活と文学が育まれた場所を訪ね、その背景への理解を深める機会とします。

(2)文学のまち・尾道を歩く
  ―文学風土をめぐるガイドツアー

 日 時:2026(令和8)年10月25日(日)13:30 ~ 14:30
     13:15集合、14:45解散
     ※集合から解散までの全体所要時間は約90分です。
 場 所:尾道市街地
 参加料:無料
 対 象:県内の大学生・大学院生
 定 員:30名
 参加方法:事前申込制。一般社団法人尾道観光協会へお問い合わせください。

 志賀直哉をはじめ、多くの文学者や芸術家を惹きつけてきた尾道の市街地を歩き、文学者ゆかりの場所をナビゲーターとともにたどります。坂道や路地、海を望む景観と人々の暮らしに目を向け、「なぜ尾道は文学のまちとなったのか」を考えながら、尾道の風景と文学との関係を読み解きます。

 ナビゲーター(敬称略)
  奥田浩久(尾道市立中央図書館長・平田玉蘊研究会会長)
  吉田守(平山郁夫美術館学芸員)
  加藤慈然(妙宣寺住職・平山郁夫平和学フォーラム代表世話人)

【お問い合わせ先】

(1)シンポジウムについて
  広島大学文学部日本文学語学研究室・近代文学ゼミ
  メール:shimooka*hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)
  ※お問い合わせはメールのみで受け付けます。

(2)旧居特別公開・ガイドツアーについて
  一般社団法人尾道観光協会
  電話:0848-36-5495
  受付時間:月曜日~金曜日 8:30 ~ 17:30
  ※同協会ホームページから、メールでのお問い合わせも可能です。


up