博士課程後期3年の山中蛍さんが2023年度地理科学学会春季学術大会で優秀発表賞を受賞しました

 2023年6月3日に2023年度地理科学学会春季学術大会が開催され、人文学プログラム博士課程後期3年の山中蛍さんが、最も優秀な発表を行った若手研究者と認められ、優秀発表賞を受賞しました。

 山中さんらの研究グループは、日本列島を横断する糸魚川-静岡構造線活断層系の最南部は、これまで知られていた縦ずれ運動だけでなく,横ずれ運動があることを地形の判読から明らかにしました。また、掘削調査からこの活断層の活動時期を解明しました。

 発表題目は以下の通りです。

 ○山中蛍・後藤秀昭・森渉・牧田智大:「糸魚川-静岡構造線活断層系・市之瀬断層群の左斜めずれ運動と活動時期」

堀削調査の現場

友澤会長より賞状を授与される山中さん(左)

山中さんは地理学研究室に在籍し、後藤秀昭准教授の指導のもと断層運動などの地殻変動で形成される地形について研究を行っています。

【お問い合わせ先】

人間社会科学研究科
人文社会科学専攻 人文学プログラム
後藤 秀昭研究室

TEL:082-424-6658
E-mail : hgoto@hiroshima-u.ac.jp
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