【2021/12/4開催・要申込】リテラ「21世紀の人文学」講座2021を開催します

リテラ「21世紀の人文学」講座2021

リテラ「21世紀の人文学」講座2021
〜疫病の時代を生きる〜

【 日 時 】2021年12月4日(土)13:30~16:40
【 会 場 】合人社ウェンディひと・まちプラザ(まちづくり市民交流プラザ)
                 北棟5階  研修室A・B(広島市中区袋町6番36号)

【 テーマ 】疫病の時代を生きる
【 概 要 】
  人間は古今を問わず、洋の東西を問わず、さまざまな病気と戦ってきました。その歴史は同時に医学の発展史でもあるでしょう。本講座では疫病との戦いの歴史を中世ヨーロッパと古代中国・近世日本の視点から紹介します。

○中世ヨーロッパにおける予防医学とその実践(13:30〜15:00)
足立 孝 准教授(西洋史学分野)

  1348年の黒死病以降、ペストはたびたび流行し、人びとは疫病とともに生きることをしいられました。中世医学はその脅威におよそ無力でしたが、公衆衛生観念の発達を促したという意味では益なしとはしません。本講義では、スペインはカタルーニャの諸都市に注目し、医学の学知と都市当局のペスト対策との関係を具体的に検討します。
○古代予防医学の世界(15:10〜16:40)
有馬卓也 教授(中国思想文化学分野)

  古代にあっては、原因不明な病気が数多く存在したことは想像に難くありません。そしてその原因を悪鬼や妖怪に求めていました。当時の人々は経験に基づく医学治療(現代にも通じる医療行為)の他に、呪術系の治療も数多く存在していました。本講義では原因不明な病気に対する古代中国の予防医学を、さらに江戸期の疫病予防を紹介します。

【 定 員 】50名(定員を超える場合は抽選)
【 受 講 料 】750円
【 受講対象 】高校生相当年齢以上の人

【申込期間】 2021年10月1日(金)〜10月29日(金)

【申込方法】
はがき(一人1枚※往復はがきではありません。)に、①講座名、②郵便番号、③住所、④氏名(フリガナ)、⑤電話番号を記入し、下記の宛先へお申込みください。なお、電話・FAXでの申込受付は行っていません。定員を超える場合は抽選となります。
申込先: (公財)広島市文化財団 ひと・まちネットワーク部管理課係
〒730-0036 広島市中区袋町6番36号

【 お問い合せ先 】

○広島大学大学院人間社会科学研究科
人文学プログラム
文学部
人文社会科学系支援室(文学事務室)    
TEL  082-424-6604    
FAX  082-424-0315

○(公財)広島市文化財団
ひと・まちネットワーク部管理課
TEL  082-541-5335
FAX  082-541-5611


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