博士課程後期2年の山中蛍さんが日本活断層学会2022年度秋季学術大会で若手優秀講演賞を受賞しました

 2022年11月26日(土)〜28日(月)に山口大学で開催された日本活断層学会2022年度秋季学術大会において、人文学プログラム博士課程後期2年の山中蛍さん(日本学術振興会特別研究員)が若手優秀講演賞を受賞しました。発表タイトルは「糸魚川-静岡構造線活断層系南部区間の北半部の活断層分布と運動様式」です。
 山中さんは、国内最大級の活断層である糸魚川-静岡構造線活断層系が分布する南アルプスの山麓を対象に、レーザ測量やドローンなどの技術を用いた地形地質調査を行い、活動的な横ずれ断層が認められることを明らかにしました。
 若手優秀講演賞の受賞は、新しい技術を活かした精力的な調査を行い,明確な結論を得た点が主に評価されたことによります。

鈴木会長より賞状を授与される山中さん

掘削調査現場とレーザ測量機器

 山中さんは地理学教室に在籍し、後藤秀昭准教授の指導のもと、断層運動で形成される地形や地震活動の歴史について研究を行っています。
 地理学教室のホームページはこちらからご覧ください。

 

【お問い合わせ先】

大学院人間社会科学研究科
人文社会科学専攻 人文学プログラム
後藤 秀昭研究室

TEL:082-424-6658
E-mail : hgoto@hiroshima-u.ac.jp
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