広島大学大学院
放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム
平成27年度第7回
フェニックスリーダー育成プログラムセミナーを開催しました
平成28年1月12日に、講師として原子力安全研究協会の山本尚幸先生をお迎えし、「原子力災害における医療対応 ‐教育研修のあり方について‐」と題して、平成27年度第7回フェニックスリーダー育成プログラムセミナーを開催しました。
本セミナーは、プログラムの授業科目等を広島大学内へ公開することにより、本プログラムの取組みを広く周知し理解を深めてもらうことを目的として開催しています。
会場にはプログラム履修学生はもちろん、プログラム外からの参加もあり、約20名が参加し活気にあふれたセミナーとなりました。
セミナーでは山本先生から、これまでの放射線災害に関する歴史、経緯、対応について、また放射線災害に対し、原子力安全研究協会で実施している災害発生時を想定した机上演習や実際の原子力発電施設を用いたレスキュー対応、負傷者の搬送演習などについて写真を交えてお話をいただきました。質疑応答では、「重度の放射線被ばくのある外傷者に対して放射線被ばくの治療と外傷の治療のどちらを優先して対応すべきか?」といった質問へのコメントもあり、参加者にとって非常に充実したセミナーとなりました。
講演の様子
お問合せ先
広島大学 教育・国際室コラボレーションオフィス
フェニックスリーダー育成プログラム事務室
〒739-8524 東広島市鏡山1-1-1
TEL :082-424-2437
E-mail :phoenix-program(AT)office.hiroshima-u.ac.jp
(AT)を半角@に変更して送信下さい。