FD「第4回CALL教室活用セミナー」の開催について
外国語教育研究センター
外国語教育企画会議
CALL専門部会部会長 榎田 一路
広島大学には,多様な外国語指導を実現するためのCALL(Computer Assisted Language Learning)教室が6教室あります。CALL教室は,従来型のLL設備の各ブースにパソコンを加え,両者を統合的に使用できるようにした教室です。これらの教室は,以下のような視聴覚機能や,その他授業に役立つ機能を備えているので,語学以外の授業にも広くお使いいただける教室となっております。
・教授者用パソコン,あるいは持ち込みノートパソコンからの画面・音声送出
・音声・映像メディアの再生(カセット,CD,VHS,DVD,ブルーレイ),OHCによる資料提示
・学習者への教材の転送,学習者から教授者への課題ファイルの提出
・ブラウザやMicrosoft Officeなど,ソフトウェアの利用
・教授者側から学習者画面のモニタリングおよび制御
このたび,授業でCALL教室を使ってみたい,あるいはどのようなことができるか知りたいという教員のニーズに応えるため,FD「第4回CALL教室活用セミナー」を開催いたします。今回のセミナーは学内外の皆様に広く公開いたしますので,多数のご参加をお待ちしております。
1 対象
教職員,大学院生など,CALLでの授業にご興味をお持ちの方なら,どなたでもご参加いただけます。
2 日時
2012年2月20日(水)10:00~12:00
3 場所
総合科学部J209CALL教室
4 内容および担当者
(1) 広島大学eCALLシステムの説明 ―ようこそCALL教室へ―(10:00-10:20)
広島大学のCALL教室で使われている「eCALLシステム」の設備についての説明です。
担当:榎田 一路(外国語教育研究センター准教授)
(2) デジタル教材の作り方・使い方 ―LLでやっていたことをCALLで―(10:20-11:10)
CALLで使うための簡単なデジタル教材の作り方や,それを利用した授業活動などを説明します。
担当:前田 啓朗(外国語教育研究センター准教授)
(3) Webサービスを利用したCALL教室内での授業実践(11:10-12:00)
Google が提供するさまざまなサービスや Wiki などのシステムを織り交ぜて行う授業の実践例を紹介します。
担当:阪上 辰也(外国語教育研究センター特任講師)
5 参加方法について
申し込みは不要ですが,このたびのFDに際しまして,CALLに関するご質問などがございましたら,外国語教育研究センター(flare@hiroshima-u.ac.jp)までメールでお寄せください。その際,件名の欄に「CALL教室活用セミナー」と記していただけますよう,お願い申し上げます。