『日本の大学アーカイヴズ』は、全国大学史資料協議会の編集による、アーカイヴズに関する初の研究・資料集です。
---------------------------------
大学史研究のマイルストーン(一里塚)──初の研究・資料集
大学の歴史資料の収集そのものは古くから取り組まれ、「資料館」的な組織を持つ大学は多い。だが、「大学資料とは、大学史研究とは何か」という根本的な問いや方法論の開発は、意識的になされてこなかった。この現状を総括し、現実に機能している大学の史料研究・保存の多様性に立脚して、これからの大学史研究のあり方を模索した初の論集。全国の「大学資料館」の一覧と案内も完備。
(以上、帯書きより)
---------------------------------
広島大学文書館は 311 ~ 321 ページにて紹介されています。
日本の大学が保有する史料とその保存・公開体制の現状や、大学アーカイブズに関する最新の分析を集積した文献です。興味のある方には購読を是非お勧めします。
全国大学史資料協議会編『日本の大学アーカイヴズ』京都大学学術出版会、2005年、5,040円(税込み)[ISBN 4-87698-665-7]
