4つの教育分野
技術や人々の価値観・嗜好が多様化しつつある現代社会において、広い学問的素養と客観的・科学的な分析能力を備えた経済の専門家の必要性はますます高まっています。このような社会的ニーズにこたえるために、本プログラムでは、研究者ばかりではなく、多様な分野で活躍できる人材の養成を目的として掲げています。
博士課程前期においては、国内経済及び国際経済についての理論的・歴史的視点を持ち、経済的・社会的諸問題に関する客観的で事実に即した解決を模索する能力を身に付けた人材を育成します。(i)ファイナンス、(ii)経済分析、(iii)公共政策、(iv)比較経済システムの領域において、高度な専門的知識を身に付け、それを現実の経済社会や企業社会において使いこなせる人材です。
博士課程後期においては、関係分野についての先端的な内容をテーマとした実践的研究、及び学生自身による先端研究情報の収集・解析を通じて、問題解決に必要な課題分析・政策提案能力を涵養します。