10月２６日、三原市久井町にある「三原市久井歴史民俗資料館」へ、バスでの見学に出かけました。今回は少人数での参加となりましたが、終始和やかな雰囲気の中で、さまざまな体験をすることができました。

学芸員の方による丁寧な解説のもと、展示物をじっくりと見学をしました。大型からくりの展示では、参加者たちはからくりの穴から中の様子を覗き込んだり、からくりの裏側を見たりと、興味津々の様子でした。

また、石臼での粉ひき体験や糸つむぎ、だるま落としやめんこなど、昔の人々が日常的に行っていた作業や遊びを実際に体験しました。

その後の講義では、「音の伝わる仕組み」について学びました。音はどのようにして私たちの耳に届くのか、空気の振動や波の性質など、身近だけど意外と知らない“音のひみつ”に迫りました。

さらに、実際に昔使われていたレコードプレーヤーの動作も見学。現代のデジタル機器とは異なる、アナログならではの工夫や技術に触れ、音の歴史と奥深さを実感する貴重な時間となりました。

今回の見学を通して、地域の歴史や文化への理解を深める、貴重な機会となりました。