(廃止)バイオシステム・ダイナミクスプロジェクト研究センター

センター基本データ

本プロジェクト研究センターは、平成26年度自立した研究拠点(Centers of Excellence)として選定されたため、プロジェクト研究センターを廃止しました。詳しくは研究拠点のウェブページをご覧ください。

  • 整理番号:14-21
  • 設置期間:2003年04月01日~2015年03月31日
  • センター長(所属/職名/氏名):大学院理学研究科 / 教授 / 楯 真一

プロジェクト概要

目的

従来の生物科学の研究は機能分子の同定とその解析に重きが置かれていた。本センターでは,これまでの生命秩序 の再構築プロジェクト研究センターの概念をさらに発展させ,多くの機能分子間のダイナミックな制御メカニズムを解明する研究,すなわちバイオシステムのダ イナミックス研究を推進する。

背景

生物は,発生過程のみならず成体においても,細胞内,細胞間,組織間で遺伝分子の発現が時空間的にシステム制 御されている。従来の生物科学の研究は機能分子の同定とその解析に重きが置かれていたが,今後は得られた多くの機能分子間のダイナミックな制御メカニズム を解明する研究,すなわちバイオシステムのダイナミックスが生物を動的に捉えるための重要な研究分野になると考えられる。
そこで本プロジェクト研究センターでは,これまでの生命秩序の再構築プロジェクト研究センターで培った成果を発展させて,数理科学,生物科学,分子生理 学,構造生物学,医学の分野の研究者が,生物の本質を探り,その展開と応用を図るため,バイオシステムのダイナミックスという共通概念でプロジェクト研究 センターを形成し,新しい生物科学のパラダイムシフトを狙った研究を推進したいと考える。

研究計画

平成20年度:
研究会を4,5回開催し,本趣旨に基づく相互理解を図る。

平成21年度:
センター研究員以外にも国内外から関連研究者を呼んで4,5回の研究会を開催し,本研究テーマでの文科省科研費等への申請をする。

平成22年度:
4,5回の研究会を行うとともに,科研費等の補助を得て国際シンポジウムを開催する。


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