(廃止)フロンティア微生物研究センター

センター基本データ

本センターは設置期間満了のため、廃止されました。

  • 整理番号:15-06
  • 設置期間:2004年04月01日~2018年03月31日
  • センター長(所属/職名/氏名):大学院医歯薬保健学研究院 / 未病・予防医学共同研究講座教授 / 杉山 政則
  • 連絡先(TEL/FAX/E-mail)

プロジェクト概要

目的

1.プロバイオティクスに関する実用化研究を推進するため
2.微生物学の教員が退職後も自由に研究できるよう, 研究の場を提供するため
3.民間企業に対してバイオテクノロジーに関する技術指導を行うため
4.産学官連携拠点として活動するほか,広島大学発のベンチャー(株)植物乳酸菌研究所の開発研究場所として利用するため

研究内容

1.健康長寿社会の実現に向けた微生物資源の探索研究
2.植物乳酸菌の基盤的研究 (探索・分離・同定)とその利用技術開発
3.醸造用麹菌の高度利用技術開発
4.プロバイオティクスを利用した神経変性疾患の予防治療薬の開発
5.微生物機能解析におけるフォスタグの高度利用技術開発

研究計画

主として, プロバイオティクスもしくはプロバイオティクスの産生する機能性分子を利用した創薬と, その臨床応用を目的として研究計画を立案しており, プロバイオティクス研究で国際的にリードする拠点形成を目指す。その研究成果に基づき, 国内の製薬企業や食品関連企業と連携して「脂肪肝の改善と体内脂肪の蓄積抑制に有効な植物乳酸菌LP28株を活用したサプリメント(顆粒あるいは錠剤)」を創出し, 「臨床評価・予防医学プロジェクト研究センター(センター長:杉山)」に登録されている被験者ボランティアと大学病院医師の協力の下に, 食品臨床試験の実施を計画する。更に, 肝臓に疾患を持つ患者を被験者として, 総合診療科(田妻教授)が主体となり, LP28菌体を利用した錠剤(顆粒)の服用による肝機能の改善効果の治験による検証を行う。

 


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